千葉ロッテマリーンズは吉井理人監督が就任2年目のシーズン。2023年は激しいAクラス争いの末に2位に入ったが、首位オリックス・バファローズとは15.5ゲームの大差だった。今季は2005年以来、19年ぶりの優勝を目指す。
今季のロッテは左腕の小島和哉に右腕の種市篤暉、佐々木朗希が先発ローテーションの中心を担う。さらにベテラン右腕の美馬学、西野勇士や左腕のメルセデス、新加入のジェームス・ダイクストラらが候補となる。そんなロッテの今週の先発ローテーションを予想する。
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ロッテの先発投手予想カレンダー
※2024年シーズン終了
ロッテの主な先発投手
ロッテの先発投手陣の中心的存在となるのが、2年連続で開幕投手を務めることが決まった6年目左腕の小島和哉だ。昨季は3年連続で規定投球回をクリアし、自身2度目の二桁勝利を達成。入団以来先発投手として着実に成績を残してきており、今季は誰もが認める大黒柱としての活躍に期待がかかる。
小島に続くのが種市篤暉、佐々木朗希の両右腕だ。種市は昨季、右肘の手術から完全復活し、自身初の二桁勝利をマーク。規定投球回にはわずかに届かなかったが、先発として結果を残した。今季は右のエース格としての働きが期待される。
佐々木朗は昨季、防御率1.78、奪三振率13.35と圧倒的なパフォーマンスを見せたが、15試合登板に止まるなどコンディション面で課題を残した。プロ5年目を迎える「令和の怪物」には1年間ローテーションを守り、本格化のシーズンとしたいところだ。
昨季は先発転向で8勝と結果を残した西野勇士。16年目の今季は自身初の規定投球回&二桁勝利を目指したい。14年目、37歳の美馬学は昨季3勝、防御率4.76と不本意な成績に終わったが、今季もローテーションを支える存在としてチームに貢献したい。
来日8年目、移籍2年目のメルセデスや、若手右腕の中森俊介、新加入のダイクストラの働きにも大きな期待がかかる。