パ・リーグ3連覇を達成するなど黄金時代を築きつつあるオリックス・バファローズ。中嶋聡監督就任4年目の今季はパ・リーグ4連覇、日本シリーズ優勝を目指すシーズンとなる。投手陣では山本由伸、山﨑福也が移籍し、先発陣の顔ぶれが変わりそうだ。
先発投手候補としては宮城大弥、東晃平、山下舜平大、田嶋大樹らが軸となりそう。さらに2年目の曽谷龍平、新加入のルイス・カスティーヨ、アンダーソン・エスピノーザ、山岡泰輔らも候補に挙がる。そんなオリックスの今週の先発ローテーションを予想する。
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オリックスの先発投手予想カレンダー
※2024年シーズン終了
オリックスの主な先発投手
今季のエース格は5年目左腕の宮城大弥だ。昨季まで3年連続で規定投球回&二桁勝利をマークするなど、成績面では既にエース級の活躍を見せてきた。今季の開幕投手の最有力候補と目されており、名実ともにエースとしてチームを牽引したい。
東晃平は2022年のデビュー以来、14試合で負けなしの右腕だ。昨季は10試合で6勝0敗、防御率2.06の好成績をマーク。後半戦だけで6勝を挙げるなど急成長を見せた。2017年育成ドラフト2位からの躍進を遂げた24歳の、本格化が期待される。
昨季はプロ初登板で開幕投手を務めた山下舜平大。衝撃のデビューから16試合で9勝3敗、防御率1.61という素晴らしいシーズンを送り、新人王に輝いた。今季はシーズンを通して先発ローテーションを守り、エースへの階段を上がりたい。
田嶋大樹には本格化の期待がかかる。これまで規定投球回をクリアしたのは2021年の1回のみ。勝ち星も2022年の9勝が最多となっている。昨季は故障もあり13試合で6勝と不本意な成績に終わったが、今季は規定投球回&二桁勝利を達成し、ローテーションの柱へと成長したい。
先発・中継ぎの両方で経験豊富な山岡泰輔や、2022年ドラフト1位左腕の曽谷龍平も先発のチャンスがあるだろう。新加入のカスティーヨはロッテに在籍した昨季、後半戦に先発として結果を残した右腕。来日1年目のエスピノーザもオープン戦で良いアピールを見せている。