日本時間10月6日、世界最高峰の一戦、第103回凱旋門賞(仏G1)が開催される。
ここでは、レースの出走馬、出走予定の日本馬、エディターの見解・予想を紹介する。
2024年の凱旋門賞の出走馬
1番ゲート:Zarakem(ザラケム)
- 性別・年齢:牡4歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:C.デムーロ
- 調教師:J.レニエ(フランス)
- 父:Zarak
- 母(母父):Harem Mistress(Mastercraftsman)
- 生産国:フランス
2番ゲート:Fantastic Moon(ファンタスティックムーン)
- 性別・年齢:牡4歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:R.ピーヒュレク
- 調教師:S.シュタインベルク(ドイツ)
- 父:Sea the Moon
- 母(母父):Frangipani(Jukebox Jury)
- 生産国:ドイツ
3番ゲート:Bluestocking(ブルーストッキング)
- 性別・年齢:牝4歳
- 負担重量:58.0kg
- 騎手:R.ライアン
- 調教師:R.ベケット(イギリス)
- 父:Camelot
- 母(母父):Emulous(Dansili)
- 生産国:イギリス
4番ゲート:Aventure(アヴァンチュール)
- 性別・年齢:牝3歳
- 負担重量:55.0kg
- 騎手:S.パスキエ
- 調教師:C.フェルラン(フランス)
- 父:Sea the Stars
- 母(母父):Balladeuse(Singspiel)
- 生産国:アイルランド
5番ゲート:Sosie(ソジー)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:M.ギュイヨン
- 調教師:A.ファーブル(フランス)
- 父:Sea the Stars
- 母(母父):Sosia(Shamardal)
- 生産国:アイルランド
6番ゲート:Survie(シュルヴィー)
- 性別・年齢:牝3歳
- 負担重量:55.0kg
- 騎手:T.マーカンド
- 調教師:N.クレマン(フランス)
- 父:Churchill
- 母(母父):Sotteville(Le Havre)
- 生産国:アイルランド
7番ゲート:Delius(デリウス)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:I.メンディザバル
- 調教師:JC.ルジェ(フランス)
- 父:Frankel
- 母(母父):Whatami(Daylami)
- 生産国:イギリス
8番ゲート:Look De Vega(ルックドゥヴェガ)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:R.トーマス
- 調教師:C&Y.レルネール(フランス)
- 父:Lope De Vega
- 母(母父):Lucelle(High Chaparral)
- 生産国:フランス
9番ゲート:Al Riffa(アルリファー)
- 性別・年齢:牡4歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:武豊
- 調教師:J.オブライエン(アイルランド)
- 父:Wootton Bassett
- 母(母父):Love On My Mind(Galileo)
- 生産国:フランス
10番ゲート:Los Angels(ロスアンゼルス)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:R.ムーア
- 調教師:A.オブライエン(アイルランド)
- 父:Camelot
- 母(母父):Frequential(Dansili)
- 生産国:アイルランド
11番ゲート:Shin Emperor(シンエンペラー)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:坂井瑠星
- 調教師:矢作芳人(日本)
- 父:Siyouni
- 母(母父):Starlet's Sister(Galileo)
- 生産国:フランス
12番ゲート:Sevenna's Knight(セヴェナズナイト)
- 性別・年齢:牡4歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:M.バルザローナ
- 調教師:A.ファーブル(フランス)
- 父:Camelot
- 母(母父):Sevenna(Galileo)
- 生産国:アイルランド
13番ゲート:Haya Zark(アヤザーク)
- 性別・年齢:牡5歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:W.ビュイック
- 調教師:A.フアシェ(フランス)
- 父:Zarak
- 母(母父):Haya City(Elusive City)
- 生産国:フランス
14番ゲート:Continuous(コンティニュアス)
- 性別・年齢:牡4歳
- 負担重量:59.5kg
- 騎手:C.スミヨン
- 調教師:A.オブライエン(アイルランド)
- 父:ハーツクライ
- 母(母父):フラッフ(Galileo)
- 生産国:日本・パカパカファーム(新冠町)
15番ゲート:Sunway(サンウェイ)
- 性別・年齢:牡3歳
- 負担重量:56.5kg
- 騎手:O.マーフィー
- 調教師:D.ムニュイジエ(イギリス)
- 父:Galiway
- 母(母父):Kensea(Kendargent)
- 生産国:フランス
16番ゲート:Mqse De Sevigne(マルキーズドゥセヴィニエ)
- 性別・年齢:牝5歳
- 負担重量:58.0kg
- 騎手:A.プーシャン
- 調教師:A.ファーブル(フランス)
- 父:Siyouni
- 母(母父):Penne(Sevres Rose)
- 生産国:アイルランド
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2024年の凱旋門賞の日本馬情報
今年の凱旋門賞には日本からシンエンペラーが参戦。休養明けの初戦に愛チャンピオンステークスを選択し3着の好パフォーマンス。フランスで調整を続け日本に悲願のタイトルをもたらす準備は整ったか。
日本関連ではアルリファーに武豊騎手が騎乗予定。勝負服はこの鞍上にお馴染みの松下正昭氏のものとなっている。前走ベルリン大賞では印象的な5馬身差圧勝。日本の名手と共にヨーロッパの頂点を目指す。
ハーツクライ産駒のコンティニュアスは昨年(5着)に続いての出走。前走フォワ賞で初騎乗のスミヨン騎手とのコンビ継続で伏兵の一撃を狙う。
エディターの見解・予想:本命はシンエンペラー、対抗はソジー
これまで数々の日本馬が果敢にも挑戦し弾き返されてきた凱旋門賞だが、今年のシンエンペラーで初の戴冠となる可能性も十分にある。
中央の馬場でも活躍ができるだけの「軽さ」を評価しトレーナーの矢作師が日本に連れてきた本馬であるが、レースぶりを見ていてもスピードが最大の武器というよりはスタミナや末脚の持続力が持ち味だろう。馬体重480キロ台と水準の馬格は有しているが、筋肉質には見せず特に重たさも感じられない。全兄に2020年の凱旋門賞馬Sottsassを持つ完全欧州色な血統だけあって、この舞台に合ってきそうな特徴の馬だ。
ロンシャンの芝2,400メートルコースは最終直線が533メートルと長く、傾向的にも先行勢や中団からやや後方の差し勢が良績を残している。シンエンペラーが自慢の脚を活かすにはうってつけだろう。管理する矢作厩舎は日本随一の海外遠征のノウハウを持ち合わせ、臨戦過程もこの大舞台から逆算したもの。正直に言うと日本馬応援の気持ちでというところが大きいが、実際のレースへの適応力も期待して◎シンエンペラーとする。
対抗は○ソジーとしたい。ここまでのキャリア6戦で3着以内を外したことのない優等生で、仏ダービーは敗れたものの次走のパリ大賞典を快勝してG1馬の仲間入り。前哨戦のニエル賞では先行押し切りで連勝を飾り、仏ダービーで敗れたルックドゥヴェガにリベンジを果たした。今週末のロンシャンはかなり柔らかいコンディションの重馬場が想定されており、道悪実績も豊富な本馬の存在は魅力。上位人気ではあるが、しっかりと評価しておきたい。
単穴は▲ロスアンゼルス。前走は4着に敗れたものの名手ムーアの手に戻っての一戦で期待度は高い。溜めて直線でいいフットワークを繰り出せる馬という印象で、勝利した愛ダービーでも一度詰め寄ってきた2着馬を力強く振り切る走り。3番手の評価としたい。
以上に△2頭を加えて印は以下の通り。
- ◎シンエンペラー
- ○ソジー
- ▲ロスアンゼルス
- △ルックドゥヴェガ
- △ブルーストッキング
買い目は以上5頭の3連複ボックス、そこにシンエンペラーの応援単複を加えて本記事エディターの見解としたい。
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