アメリカが強化試合3連勝 ヨキッチ擁するセルビアに快勝で「良い道にある」 |パリ五輪2024

坂東実藍 Miran Bando

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7月17日(日本時間18日)にアブダビ(アラブ首長国連邦)のエティハド・アリーナで行われたアメリカ代表とセルビア代表の強化試合は、アメリカが105-79で勝利した。

アメリカのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、カナダオーストラリアとの強化試合から3試合連続でスターティングラインナップを変更。ステフィン・カリー、ドリュー・ホリデー、ジェイソン・テイタム、レブロン・ジェームズ、ジョエル・エンビードというメンバーでセルビア戦に臨んだ。テイタムがデビン・ブッカーに代わった以外はカナダ戦と同じ顔ぶれで、カリー、ジェームズ、エンビードは3試合連続の先発出場だ。


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序盤に3ターンオーバーから7得点を許し、9-14とビハインドを背負ったアメリカだが、第1クォーターを12-8のランで締めくくる。タイスコアで迎えた第2Qに16-2のランを見せ、14点リードでハーフタイムに突入した。

オーストラリア戦では24点リードから終盤に4点差まで追い上げを許したアメリカだが、この日は後半もリードを維持。点差を25点に広げて第3Qを終え、そのまま3連勝を飾っている。

アメリカはカリーが3ポイントショット9本中6本成功で24得点、バム・アデバヨが17得点、8リバウンド、アンソニー・エドワーズが16得点、3スティール、ジェームズが11得点、エンビードが8得点、8リバウンド、ホリデーが8得点、アンソニー・デイビスが7得点、6リバウンド、6ブロックを記録した。

ケビン・デュラントはふくらはぎの痛みで3試合連続欠場。離脱となったカワイ・レナードの代わりに追加招集されたデリック・ホワイトが初めて強化試合に出場し、9分で1得点、4リバウンドをマークしている。

カーHCは「良くなっており、良い道にある」と話した。

「選手たちの臨みかたには満足だ。守備で本当に競ってくれ、セルビアがボールを持った時にプレッシャーをかけて消耗させようとした」

一方、前日のオーストラリア戦で敗れていたセルビアは、ニコラ・ヨキッチがフィールドゴール19本中6本成功の16得点、11リバウンド、アレクサ・アブラモビッチが14得点を記録。ボグダン・ボグダノビッチはケガで欠場した。ニコラ・ヨビッチはセルビアの強化試合3戦とも欠場となっている。

アメリカはロンドンに移動し、20日(同21日)に南スーダン代表と、22日(同23日)にドイツ代表と対戦する。

アメリカとセルビアは28日(同29日)のパリオリンピック初戦で対戦。グループフェーズではほかに南スーダン、プエルトリコと対戦する。パリオリンピックの組み合わせはこちら

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。