【試合結果予想】パッキャオvs安保瑠輝也『超RIZIN.3』見どころ|7.28 さいたまスーパーアリーナ

井熊知也 Tomoya Ikuma

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超RIZIN.3 マニー・パッキャオ vs 安保瑠輝也

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日本格闘技、真夏の祭典『超RIZIN.3』(スーパーライジン3)が2024年7月28日(日)に開催される。ここでは、セミファイナルで行われるマニー・パッキャオvs安保瑠輝也の見どころ・勝敗予想、および大会全カードについてまとめる。

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⬛マニー・パッキャオvs安保瑠輝也:見どころ

フィリピンの英雄がRIZINに初参戦

ボクシング史上唯一の8階級制覇王者として、アジアのみならず世界的に知られる伝説的ボクサー、マニー・パッキャオが満を持してRIZINに初参戦する。母国では政治家としても活動しており、フィリピンの英雄として称えられている。

パッキャオは、朝倉未来や那須川天心と対戦したフロイド・メイウェザーとも現役時代に対戦しており、そのレジェンド同士による試合は『世紀の一戦』とされ、当時のレートで約600億円の興行収入を売り上げる、ボクシング史に残るメガイベントとなった。そんな伝説のパッキャオがRIZINの…というよりも「日本のリング」に立つことになる。若手時代以来、2度目だ。

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7月25日の公開練習では、Tシャツ姿で上半身は露わにしなかったものの、ストレッチからのミット打ちでは、キレのあるワンツーに高速の連打をわずかに披露しただけだったが、ブレのないパンチと軽やかなステップワークは今も驚異的だった。

元K-1王者デモリッションマンが参戦

その伝説のボクサーに挑むのが、元K-1王者の安保瑠輝也だ。元々は現RIZINフェザー級王者の鈴木千裕がパッキャオと対戦予定だったが、手の骨折により欠場。代打として安保が抜擢された。安保は6月2日に開催された『Breaking Down 12』にてスダリオ剛に判定勝利して以来の試合になる。

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パッキャオvs安保戦のルールは、RIZINスタンディングバウト特別ルールという、ボクシング準拠の試合ルールだ。キック畑を歩んできた安保にとって、公式戦ではないにせよ、ボクシングルールは初の試みになる。

また急遽参戦ということで1ヶ月で約10kgの減量を迫られている。どのような仕上がりでパッキャオに挑戦するのか注目だ。

■マニー・パッキャオvs安保瑠輝也:勝敗予想

ルール:RIZINスタンディングバウト特別ルール 3分3R(69.0kg)

この試合の勝敗予想だが、やはりパッキャオの勝利予想の声が圧倒的に多い。元PRIDE王者の五味隆典は、元々弟子である鈴木千裕が(パッキャオと)対戦予定だった頃に、「パッキャオに勝つということは、ウサイン・ボルトに100メートル走で(ゼロの状態から)1か月後に勝つくらい難しい」とコメント。著名なボクサーたちもパッキャオのKOを予想している。

また、パッキャオは今回の試合に向けて「これはエキシビションマッチではない。しっかりとしたファイトになる」と述べており、エキシビションマッチという見方を否定していることからも、この試合に対する覚悟が伺える。

パッキャオにとって安保との対戦は、ボクサーとしての現役復帰や、内定したとされるマリオ・バリオスとのWBC世界ウェルター級タイトルマッチに向けた前哨戦としての重要な位置づけとなっているのだろう。ここでは最終的にパッキャオのKO勝ちを予想する。しかし、勝負において絶対はないため、この試合の勝敗の行方を当日楽しみに待ちたい。


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⬛超RIZIN.3 対戦カード(全カード試合順確定)

  • メインイベント(第11試合):RIZIN MMA特別ルール 5分5R(66.0kg)
     朝倉未来 vs 平本蓮
  • セミ(第10試合):RIZINスタンディングバウト特別ルール 3分3R(69.0kg)
     マニー・パッキャオ vs 安保瑠輝也(※鈴木千裕は拳の怪我により欠場)
  • 第9試合:RIZIN MMAルール 5分3R(66.0kg)
     斎藤裕 vs 久保優太
  • 第8試合:RIZIN MMAルール 5分3R(57.0kg)
     扇久保博正 vs 神龍誠
  • ─── 休憩 ───
  • 第7試合:RIZIN MMAルール 5分3R(59.0kg)
     所英男 vs ヒロヤ
  • 第6試合:RIZIN MMAルール 5分3R(61.0kg)
     芦澤竜誠 vs 皇治
  • 第5試合:BKFCフライ級 ベアナックルルール 2分5R(57.2kg)
     ジョン・ドッドソン vs 征矢貴
  • 第4試合:RIZIN MMAルール 5分3R(49.0kg)
     RENA vs ケイト・ロータス
  • 第3試合:RIZIN MMAルール 5分3R(66.0kg)
     鈴木博昭 vs YA-MAN
  • 第2試合:BKFCフライ級 ベアナックルルール 2分5R(57.2kg)
     タイ・エマリー vs チャリーサ・シガーラ
  • 第1試合:RIZIN MMAルール 5分3R(66.0kg)
     新居すぐる vs 摩嶋一整

※上記カードは、大会運営の都合や選手の体調等の理由で変更される可能性がある。


※また、上記の試合開催・放送予定は、主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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井熊知也 Tomoya Ikuma

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スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。