寺地拳四朗vsクリストファー・ロサレスの試合結果予想は? 参考オッズは?|10.13 Prime Video Boxing 10 DAY1

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

井熊知也 Tomoya Ikuma

寺地拳四朗vsクリストファー・ロサレスの試合結果予想は? 参考オッズは?|10.13 Prime Video Boxing 10 DAY1 image

JIJI Press

PRIME VIDEO BOXING 10 DAY1 寺地拳四朗 vs クリストファー・ロサレス

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10月13日(日)、東京都・有明アリーナで開催される『Prime Video Boxing 10』DAY1のセミファイナルとして、ライトフライ級から階級を上げた寺地拳四朗が、WBC世界フライ級王座決定戦としてクリストファー・ロサレスと新王者の座を争う。

その他にもDAY1では、寺地の次戦候補となる可能性があるWBO世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟、WBO世界ライトフライ級王座決定戦として岩田翔吉が登場。そして、メインイベントではWBA世界バンタム級王者の井上拓真が堤聖也を相手に3度目の防衛戦を行う。

注目記事:寺地拳四朗vsロサレス WBC世界フライ級王座決定戦|見どころ・勝敗予想オッズ・放送予定|10.13 有明アリーナ(外部配信)

ここでは、寺地vsロサレスの試合背景・勝敗予想・参考オッズのほか、プロフィール・戦績についてもまとめる。この試合はAmazonプライムビデオで独占ライブ配信される。

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🥊寺地拳四朗vsロサレスの試合背景:WBC世界フライ級王座決定戦

元WBAスーパー/WBCおよびリング誌認定世界ライトフライ級の統一王者である寺地拳四朗(BMB)が、2階級制覇を目指し、WBC世界フライ級王座決定戦で同級2位のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)と激突する。

寺地はライトフライ級で長期間にわたり王者として君臨し、数々の防衛戦を成功させた実績を持つ。同階級での4団体統一を目指していたものの、対抗王者との交渉の難航や寺地自身の減量苦も重なり、WBC世界フライ級王座決定戦に進出することになった。現役王者からの転向ともあり、WBCフライ級1位にランクされた。

これまでに積み重ねた経験と高い技術を武器に、フライ級という未知の領域へと踏み出す。ライトフライ級のベルトを自ら返上し、新しいステージでの戦いに挑む決断には大きな期待が寄せられている。

関連記事:フライ級転向の寺地拳四朗が目指す4団体統一に立ちはだかる4人のライバルたち|10.13 WBC世界フライ級王座決定戦

一方、対戦相手のロサレスは元WBC世界フライ級王者であり、2018年には当時無敗であった比嘉大吾を9回TKOで破ったことで一躍注目を浴びた実力者だ。その後も安定した戦績を維持し、現在5連勝中と勢いに乗っている。ロサレスはパワーと耐久力に定評があり、特にその鋭い攻撃力で対戦相手を圧倒してきた。ニックネームの『El Latigo』(鞭)の異名通り、180cmのリーチによる長射程でまとわりついて離れない。

寺地との一戦では、その勢いをさらに加速させ、再び世界王者に返り咲くべく全力で挑んでくることが予想される。

この戦いで、寺地が新たな階級でどこまで通用するのか、そしてロサレスが再び王座を手にするのか。寺地にはフライ級での4団体統一という新たな目標もある。同じく『Prime Video Boxing 10』に出場するWBA王者のユーリ阿久井政悟、WBO王者アンソニー・オラスクアガの防衛戦とともに、ボクシングファンにとって目が離せない一戦となっている。

また、この試合にはボクシング界のスーパースター、カネロ・アルバレスが自身のマネージャーでトレーナーのエディ・レイノソ氏が指導する同門弟弟子のロサレス応援のため、来場観戦するとされている。2日目も観戦するといい、日本で試合をしたいという発言が報道されたこともあり、今回の来日でどんな動きがあるのかも注目だ。

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🤔寺地拳四朗vsロサレスの勝敗予想・参考オッズ

注目の勝敗予想とオッズについて、英最大手ブックメーカー『William Hill』によると、10月10日時点で寺地拳四朗のオッズは1.14倍、クリストファー・ロサレスが5.5倍と、寺地が圧倒的有利と見られている。

寺地は2017年5月にライトフライ級で世界王者となって以来、15戦連続で世界戦を戦い、14勝1敗という実績を持つ。1階級下での実績ながらも、約4年ぶりに世界戦に挑むロサレスと比べて、実績の面では大きく優っている。

また、寺地は1月に右拳の手術を受け、長年悩まされていた拳の怪我や減量の負担からも解放され、さらなるパワーアップが期待されている。これらを総合すると、寺地拳四朗の判定勝利、もしくはKO勝利が有力視されるのではないだろうか。最終的にスポーティングニュースでは寺地拳四朗の判定勝利を予想している。

📍寺地vsロサレスの本誌予想:寺地の判定勝ち

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寺地拳四朗のプロフィール・戦績

  • 本名:寺地拳四朗(てらじ・けんしろう)
  • ニックネーム:アメージングボーイ
  • 出身地:京都府城陽市
  • 生年月日:1992年1月6日(32歳)
  • 身長:165cm 
  • リーチ:163cm
  • スタイル:オーソドックス(右ボクサーファイター)
  • 総試合数:24
  • 戦績:23勝1敗(14KO)
  • 主な獲得タイトル:
    日本ライトフライ級王座
    OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座
    WBCユースライトフライ級王座
    WBC世界ライトフライ級王座
    WBA世界ライトフライ級スーパー王座
    リング誌世界ライトフライ級王座

クリストファー・ロサレスのプロフィール・戦績

  • 本名:クリストファー・ジョーダン・ロサレス・ゴンサレス(Cristofer Jordan Rosales González)
  • ニックネーム:エル・ラティーゴ(El Latigo=鞭)
  • 出身地:ニカラグア・マナグア
  • 生年月日:1994年10月6日(30歳)
  • 身長:166cm 
  • リーチ:180cm
  • スタイル:オーソドックス
  • 総試合数:43
  • 戦績:37勝6敗(22KO)
  • 主な獲得タイトル:
    ニカラグアフライ級王座
    WBAフェデセントロライトフライ級王座
    WBCラテンアメリカライトフライ級王座
    WBCラテンアメリカフライ級王座
    WBCインターナショナルフライ級王座
    WBC世界フライ級王座

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。

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スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。