【速報】柔道 男子81キロ級 永瀬が史上初の連覇 圧巻の切れ味で強敵を次々に破る|試合経過・結果・ハイライト|パリ五輪 2024

小座野容斉 Yosei Kozano

【速報】柔道 男子81キロ級 永瀬が史上初の連覇 圧巻の切れ味で強敵を次々に破る|試合経過・結果・ハイライト|パリ五輪 2024 image

日本時間7月30日(火)、パリオリンピックの柔道競技3日目、個人戦 女子63キロ級、男子81キロ級がシャン・ド・マルス・アリーナで行われ、男子81キロ級は永瀬貴規が金メダルを獲得し、東京五輪に続いて連覇を達成した。

永瀬は準々決勝で、現在の世界ランキング1位カス(ベルギ―)と対戦し、延長ゴールデンスコアで、大外刈りで技ありを奪って勝利。準決勝では、世界ランク13位のエスポジト(イタリア)に合わせ技一本で完勝した。

決勝戦の相手は、3年連続世界王者で、準決勝では豪快な投げ技を決めたグリガラシビリ(グルジア)。しかし永瀬は、落ち着いた試合運びで、1分52秒、谷落としを決めて技ありを奪うと、2分48秒には、再び切れ味鋭い谷落としを決めて、一本勝ちした。永瀬は完ぺきな柔道で、金メダルを獲得した。

オリンピックの柔道男子で、激戦区の81キロ級を連覇したのは永瀬が初めて。また永瀬はリオ五輪でも「銅」だったので、3大会連続のメダルとなった。

女子63キロ級の高市未来は、3回戦で無念の敗退。敗者復活戦へも進めなかった。高市は、リオ五輪から3大会連続で五輪代表となったが、個人戦ではリオの5位が最高。東京大会では団体戦で銀メダルを得たが、自身は出番が無かった。結婚して、改姓して臨んだ3度目の五輪もメダルに届かなかった。

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試合経過・ハイライト:永瀬、圧巻の金メダル。高市は無念の敗退

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記

◇男子81キロ級決勝

永瀬貴規(日本)vsタト・グリガラシビリ(グルジア)

24:47 永瀬が谷落とし、完ぺきに決めて一本勝ち。素晴らしい技の切れ。オリンピックのこの階級で史上初の連覇を達成した。

24:46 永瀬が谷落としで技あり! 

24:43 試合開始。 

24:42 永瀬は白の柔道着で入場。グリガラシビリは2022~24年まで3年連続世界選手権優勝の実力者。

◇男子81キロ級準決勝

○永瀬貴規(日本)vsアントニオ・エスポジト(イタリア)●

23:40 永瀬が崩れ上四方固めで、合わせ技一本。完ぺきな勝利で、決勝に進出、銀メダル以上が決まった。永瀬はリオ五輪「銅」、東京五輪「金」のため、3大会連続のメダルとなった。 

23:38 永瀬が支釣込足で技あり。もう少しで一本という切れ味鋭い投げ技だった。 

23:37 試合開始。 

23:36 永瀬は白の柔道着で入場。

試合開始は11時半ごろの予定。

◇男子81キロ級準々決勝

○永瀬貴規(日本)vsマティアス・カス(ベルギー)●

この階級の東京五輪「金」で、連覇を狙う永瀬と、世界ランキング1位のカスの対戦。共に攻め手を欠き、延長ゴールデンスコアとなった。6分49秒、永瀬の切れ味鋭い大外刈りで、カスが横倒しとなり、技あり。カスは手をついてこらえながら腹這いで落ちたと主張したが、判定は変わらず。永瀬が勝利し、準決勝に進出した。

◇女子63キロ級3回戦

●高市未来(日本)vsカタリナ・クリスト(クロアチア)○

高市は、延長ゴールデンスコアで、7分22秒に背負投げで技ありを奪われ、無念の敗退。敗者復活戦へも進めなかった。高市は、リオ五輪から3大会連続で五輪代表となったが、個人戦ではリオの5位が最高。東京大会では団体戦で銀メダルを得たが、自身は出番が無かった。結婚して、改姓して臨んだ3度目の五輪もメダルに届かなかった。

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※以下、試合前時点の情報。

<競技名>

パリ五輪 柔道 男子81キロ級、女子63キロ級

<試合日程>

7月30日(火)~7月31日(水)(日本時間)

<試合会場>

シャン・ド・マルス・アリーナ(パリ市)

<放送予定>

・日本テレビ

・NHK-BS

・TVer




 

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小座野容斉 Yosei Kozano

小座野容斉 Yosei Kozano Photo

東京都出身 早稲田大学政治経済学部卒。1989年毎日新聞に入社、写真部のカメラマンとして、春・夏の高校野球、プロ野球、ラグビーなどを撮影。デジタルメディア局に異動後は、ニュースサイト編集の傍ら、「K-1」などの格闘技、フィギュアスケート、モータースポーツも撮影してきた。アメリカンフットボールは、個人のライフワークとして、トップリーグの「Xリーグ」を中心に年間約70試合を撮影・取材。2020年2月毎日新聞を退社後は、ウェブ「アメリカンフットボール・マガジン」で約700本の記事を配信した。また、「NFLドラフト候補名鑑」出版にも携わった。日本スポーツプレス協会(AJPS)会員。