ワシントン・ウィザーズは9月30日、日本でのNBAジャパンゲームズ2022でゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。
今季最初のコートでの活動までもう間もなく。ウィザーズの2022-23シーズンのデビュー戦で注目されるのは、以下の3つのポイントだ。
チームのケミストリー
2021-22シーズンの主力メンバーの大半がチームに戻ってきただけに、ここまでのトレーニングキャンプではグループのケミストリーがかなりできている。だが、新しい顔ぶれたちにも、ロスター内でそれぞれの関係がある。
新たに獲得したモンテ・モリスとウィル・バートンは、デンバー・ナゲッツ時代にウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチと関係があった。モリスとカイル・クーズマは子どものころに友人として一緒に育っている。そのクーズマと、今オフシーズンに加入したデロン・ライトは、ユタ大学で一緒にプレイした。
一方で、既存メンバー同士でもまだ一緒にコートに立ったことがない選手たちがいる。9月30日のウォリアーズとの試合は、ブラッドリー・ビールとクリスタプス・ポルジンギスがウィザーズのユニフォームを着て一緒にコートに立つ初めての機会だ。
この日本遠征の良いことのひとつは、グループとして一緒に成長するプロセスを早めていくはずという点だ。
アンセルドHCは「シーズンのこの時期に、絆を深める素晴らしい機会にもなる」と話した。
「普段は地元市場でキャンプを行うものだが、こういう機会は選手たちを団結させてくれるんだ」
ラインナップの組み合わせ
プレシーズンに関しては、数週間後に始まるレギュラーシーズンとは大きく異なるレンズを通して見る必要がある。だが、ラインナップのコンビネーションに関して、ウィザーズの現状を見られるのは興味深いだろう。
アンセルドHCはどのような配置を選ぶのか。ポルジンギスとダニエル・ギャフォードが一緒にプレイする時間は昨季終盤よりも増えるのか。若きウイングたちの間で出場時間のバランスをどのようにとるのか。そして、新加入のガードたちはそれぞれどうフィットしていくのか。
プレシーズンを通じ、そしてレギュラーシーズンに向かっていく中で、物事は変わっていくだろう。だが、タレントたちの様々な組み合わせを見始めるのは、いつだって楽しいものだ。
八村塁
シンプルな注目ポイントだ。八村は母国である日本に戻り、友人、家族、同胞のバスケットボールファンたちの前でNBAのプレイを披露する。試合が始まる時に大喝采を浴びても、驚きではない。試合でインパクトを残すたびに観衆が沸いても、驚きではない。八村は日本でファンに人気の選手であり、母国でのその彼を見ることができる素晴らしい機会なのだ。
原文:Three things to watch: Wizards open preseason vs. Warriors Friday in Japan(抄訳)
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