5月7日(日本時間8日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦、デンバー・ナゲッツ対フェニックス・サンズの一戦は、129-124でサンズが勝利し、シリーズを2勝2敗とした。
クリス・ポールが左そけい部の負傷で2試合連続欠場となったサンズだが、2点リードで迎えた後半、第3クォーターにデビン・ブッカーが17得点。6点リードで第4Qに突入すると、残り4分56秒にランドリー・シャメットの3ポイントショットで116-106と点差を二桁にする。
シャメットが4本の3Pを沈めた第4Q、ビハインドを背負うことはなかったサンズだが、終盤に徐々に詰め寄られ、残り1分8秒に3点差まで追い上げを許す。だが、同22.4秒にTJ・ウォーレンのフリースロー2本で再び突き放して逃げ切り、連敗スタートとなったシリーズをタイに戻した。
サンズ(2勝2敗)はブッカーが36得点、6リバウンド、プレイオフ自己最多の12アシスト、ケビン・デュラントが36得点、11リバウンド、6アシスト、ランドリー・シャメットが19得点を記録している。
ブッカーは「とにかく勝とうとしている」と話した。
「効率なんて放っておこう。気にしていない。とにかく続けるんだ。攻め続け、アグレッシブであり続ける。オープンなショットを打てるようにし、それを決める。それが僕のやるべきことだ」
一方、ナゲッツ(2勝2敗)は、ニコラ・ヨキッチがフィールドゴール30本中20本、FT13本中11本で自己最多の53得点、11アシスト、ジャマール・マレーが28得点、5リバウンド、7アシスト、マイケル・ポーターJr.が11得点、10リバウンド、アーロン・ゴードンが11得点、6リバウンドをマークした。
ヨキッチは「ショットを決め、ペイントをアタックした」と話している。
「とにかくそういう夜のひとつだった」
第5戦は9日(同10日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われる。