5月25日(日本時間26日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第5戦、マイアミ・ヒート対ボストン・セルティックスの一戦は、110-97でセルティックスが勝利し、シリーズ2勝3敗とした。
今プレイオフはTDガーデンで4勝5敗だったセルティックスだが、この日は前半に最大20点をリード。デリック・ホワイトが3ポイントショットを8本中6本成功、マーカス・スマートが6本中4本成功させるなどし、第4Qに最大24点差をつけ、一度もビハインドを背負うことなく快勝している。
セルティックス(2勝3敗)はホワイトが24得点、スマートが23得点、5スティール、ジェイソン・テイタムが21得点、8リバウンド、11アシスト、ジェイレン・ブラウンが21得点を記録した。
フィラデルフィア・76ersとのカンファレンス・セミファイナルでも、負ければ敗退というエリミネーションゲームの2試合を乗り越えてきたセルティックス。ホワイトは「勝つために必要なことは何でもしなければいけない」と話している。
ジョー・マズーラ・ヘッドコーチは「追い詰められても、我々は団結し、自分たちにチャンスを与えるべく、ハイレベルに競っているということだ」と述べた。
一方、第4戦で足首を痛めたゲイブ・ビンセントが欠場したヒート(3勝2敗)は、残り9分47秒でベンチに下がったジミー・バトラーが、今プレイオフ自己最少となる14得点にとどまっている。
16ターンオーバーだったヒートは、ダンカン・ロビンソンが18得点、9アシスト、バム・アデバヨが16得点、8リバウンド、ヘイウッド・ハイスミスが15得点、バトラーが14得点、5リバウンド、5アシスト、ケイレブ・マーティンが14得点、5リバウンドをマークした。
第6戦は27日(同28日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われる。
バトラーは「いつでも僕たちはポジティブだ。シリーズに勝つ、勝てると分かっている」と意気込んだ。
「とにかくホームで決めなければいけない」
エリック・スポールストラHCは「ひとつの試合が次の試合につながるわけではない」と話している。
「たいしたことじゃない。全体で準備をし、団結して素晴らしい試合をすることが大切だ。土曜はもっと良いプレイをする。今はそのことだけに集中しなければならない」
ヒート対セルティックス 試合情報
ヒート:第8シード/(3勝1敗)
セルティックス:第2シード/(1勝3敗)
会場:TDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)
日時:2023年5月26日午前9:30(日本時間)
配信:NBA Rakuten