ヒート対セルティックスの第7戦にまつわる注目の数字|NBAプレイオフ2023東地区決勝

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5月29日(日本時間30日)、NBAプレイオフ2023のイースタン・カンファレンス・ファイナル第7戦、マイアミ・ヒート対ボストン・セルティックスの一戦がマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われる。

セルティックスはシリーズ開幕3連敗を喫したが、それから3連勝と巻き返し、3勝3敗のタイとしてホームでの第7戦に臨むこととなった。シリーズ0勝3敗はNBAプレイオフの歴史でこれが151回目だが、これまで逆転してシリーズを制したチームはない。

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シリーズ0勝3敗から第7戦に持ち込んだのは、今回のセルティックスが4チーム目だ。

  • 1951年NBAファイナル:ロチェスター・ロイヤルズと対戦したニューヨーク・ニックス
  • 1994年西地区準決勝:ユタ・ジャズと対戦したデンバー・ナゲッツ
  • 2003年:西地区1回戦:ダラス・マーベリックスと対戦したポートランド・トレイルブレイザーズ
  • 2023年:東地区決勝:マイアミ・ヒートと対戦したボストン・セルティックス

前述の4チームのうち、第7戦をホームで戦うのはセルティックスが初めてとなる。


セルティックスとヒートは2年連続となる東地区決勝第7戦での対戦。2年連続で同じ2チームが地区決勝第7戦を戦うのは、1981年と1982年の東地区決勝でフィラデルフィア・76ersと対戦したセルティックス以来となる。


ラウンドを問わずプレイオフにおいて2年連続で同じ2チームが第7戦を戦うのは、1994-1995シーズン以来。このシーズンは2つのケースが実現した。

  • 1994年と95年の西地区準決勝のヒューストン・ロケッツとフェニックス・サンズ
  • 1994年東地区決勝と1995年東地区準決勝のインディアナ・ペイサーズとニューヨーク・ニックス

セルティックスは2023年のポストシーズンでここまでエリミネーションゲーム(負ければ敗退の試合)で5勝をあげてきた。ヒートとの第7戦も制した場合、単一シーズンにおけるエリミネーションゲームでのNBA最多勝記録に並ぶ。現在の最多記録は、1994年と2020年にナゲッツがマークした6勝。


セルティックスの第7戦の戦績は27勝9敗(勝率75.0%)。ホームでは22勝5敗、ロードでは5勝4敗だ。


セルティックスはヒートとの第7戦が通算37試合目の第7戦で、これはNBA最多記録。通算148試合の25%にあたる37試合の第7戦をセルティックスが戦うことになる。


ヒートの第7戦の戦績は6勝5敗(勝率54.5%)。ホームでは6勝3敗、ロードでは0勝2敗だ。


76ersとの2023年の東地区準決勝第7戦で、セルティックスのジェイソン・テイタムは第7戦におけるNBA記録となる51得点をあげた。


2023年のポストシーズンではこれまで2度にわたり、第7戦における単独選手の得点記録が更新されている。今プレイオフまでは2021年の東地区準決勝でミルウォーキー・バックスを相手にブルックリン・ネッツ(当時)のケビン・デュラントがマークした48得点が最多だった。

  • 4月30日(同5月1日):西地区1回戦第7戦でゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーがサクラメント・キングスを相手に50得点
  • 5月14日(同15日):東地区準決勝第7戦でテイタムが76ersを相手に51得点

ヒートのエリック・スポールストラ・ヘッドコーチは、第7戦で通算4勝3敗という戦績。セルティックスとの第7戦が通算8試合目で、これはレッド・アワーバック、KC・ジョーンズと並ぶNBA歴代5位タイの数字だ。

  • より多くの第7戦を経験しているのは、ドック・リバース(16)、パット・ライリー(11)、ラリー・ブラウン(10)、フィル・ジャクソン(9)。

セルティックスは2022年の東地区決勝第7戦でヒートに100-96で勝利している。

  • セルティックスは第4クォーター残り4分を切って13点をリード
  • ヒートは終盤で2点差まで追い上げ
  • ジミー・バトラーが35得点を記録するも、残り16.6秒の3ポイントショットは決まらず

5月29日(同30日)の東地区決勝第7戦は2年連続。それ以前にこの日に開催されたことはない。


この2シーズンでセルティックスとヒートは東地区決勝の13試合で対戦。ロードチームが9勝4敗(昨季が5勝2敗、今季が4勝2敗)。


セルティックスとヒートが東地区決勝第7戦で対戦するのは、2012年、2022年に続く3回目。2012年はマイアミでの第7戦でヒートが101-88でセルティックスに勝利した。ヒートはこのシーズンと翌年の2年連続でNBA優勝を果たしている。


セルティックスのアル・ホーフォードは通算10試合目の第7戦。ほかに10試合の第7戦を経験したのは、レイ・アレン(11)、ポール・ピアース(10)、ビル・ラッセル(10)のみ。


ホーフォードは第7戦で通算7勝2敗。今季のヒートとの第7戦に勝てば、ラッセル(10)、サム・ジョーンズ(9)に続き、史上3人目となる第7戦での8勝を達成する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ