5月9日(現地時間8日)にカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、104-101でレイカーズが勝利し、シリーズを3勝1敗とした。八村塁は途中出場し、2得点を記録している。
八村は第1クォーター残り5分49秒に途中出場すると、同3分51秒にフリースローを2本成功。同3分24秒にはレブロン・ジェームズとのコンビネーションからレイアップを狙うが決まらず。この日のフィールドゴール試投はこの1本となった。
FTでの2得点のほか、八村は13分46秒の出場で3リバウンドを記録。ターンオーバーとパーソナルファウルは各1、出場時のチームの得失点差を表すプラスマイナスは+4だった。
レイカーズは7点ビハインドで迎えた第4Q、ロニー・ウォーカー四世がFG9本中6本成功の15得点と大活躍。残り1分53秒にプルアップジャンパーを沈め、チームを1点リードに導く。
ジェームズの2本のFT後、残り1分5秒にステフィン・カリーのレイアップで再び1点差とされたレイカーズは、同47.1秒にレブロンの3Pが決まらず。だが、続くウォリアーズの攻撃でカリーの2本のショットが外れ、同15秒にウォーカーがFTを2本沈めて西地区決勝進出に王手をかけた。
レイカーズ(3勝1敗)はジェームズが27得点、9リバウンド、6アシスト、アンソニー・デイビスが23得点、15得点、オースティン・リーブスが21得点、ウォーカー四世が15得点、デニス・シュルーダーが10得点を記録している。
ウォーカー四世は「想像し得る中で最高の気分だ」と、笑顔で喜びを表した。
「子どものころに夢見ていたようなことだよ」
第1戦で出場機会がなかったウォーカー四世だが、第2戦で9得点、第3戦で12得点、そしてこの日は15得点。ウォーカー四世は「まず自分はスコアラーというメンタリティーだ」と述べている。
「自分に強く自信を抱いている。自分にできることは分かっているんだ。たくさん犠牲を払い、ジムで多くの時間を過ごしてきて、ようやく今日成果が出たんだよ」
一方、ウォリアーズ(1勝3敗)はカリーが31得点、10リバウンド、14アシストでプレイオフ自身3度目、通算13回目のトリプルダブルを達成。そのほかにアンドリュー・ウィギンズが17得点、ギャリー・ペイトン二世が15得点、ドレイモンド・グリーンが8得点、10リバウンド、7アシストをマークした。
スティーブ・カー・ヘッドコーチは「家に戻り、仕事をして、勝利を収めれば、勢いは自分たちに戻る」と話している。
「それがすべてだ。レイカーズは素晴らしい仕事をし、ホームで勝った。次は我々がホームに戻って勝ち、勢いをひっくり返さなければいけない」
第5戦は5月11日 午前11時(現地10日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われる。
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