76ersがネッツをスウィープし東地区準決勝進出 渡邊雄太は出場機会なし|NBAプレイオフ2023

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4月22日(日本時間23日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第4戦、フィラデルフィア・76ers対ブルックリン・ネッツの一戦は、96-88で76ersが勝利し、シリーズ4連勝で東地区準決勝進出を決めた。ネッツの渡邊雄太はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

ジョエル・エンビードが右ひざの挫傷で欠場した76ersは、前半に3ポイントショットが11本中2本成功にとどまるなど、ハーフタイムまでに8点のビハインドを背負う。第3クォーター立ち上がりには、ドリアン・フィニー・スミスの3Pで最大11点差をつけられた。

しかし、ジェームズ・ハーデンとPJ・タッカーの連続3Pを皮切りに連続14得点で逆転に成功。これを含む21-4のランで第3Q残り1分49秒までに6点リードとする。後半のネッツを40得点に抑えた76ersは、最大14点をリードしてカンファレンス・セミファイナル進出を決めている。

76ers(4勝)はトバイアス・ハリスが25得点、12リバウンド、ハーデンが17得点、8リバウンド、11アシスト、タイリース・マクシーが16得点、8リバウンド、ディアンソニー・メルトンが15得点、エンビードの代わりに先発出場したポール・リードが10得点、15リバウンドを記録した。

1985年のミルウォーキー・バックス戦以来となるスウィープを達成した76ersは、エンビードに少なくとも1週間の休養時間を与えることができる。ハーデンは「もちろん今日は僕らにとって大きな勝利だ。彼が健康になれるからね」と話している。

「それが最優先事項だった」

一方、ネッツ(4敗)はスペンサー・ディンウィディーが20得点、6アシスト、ニック・クラクストンが19得点、12リバウンド、4ブロック、ミケル・ブリッジズが17得点、5リバウンド、キャメロン・ジョンソンが11得点、10リバウンドをマークした。

今季の76ers戦で8戦全敗となったネッツは、2年連続でスウィープでのプレイオフ・ファーストラウンド敗退。ポストシーズンで10連敗となっている。

ジャック・ボーン・ヘッドコーチは「選手たちには、ブルックリンを歩く時も極めて誇りを感じなければいけないと伝えたよ」と述べた。

「我々の競いぶりからね。今季の我々は言い訳をしなかった。どうやって団結を保つかを考えていった。試合が終わるまでチームは団結していたんだ」

第3シードの76ersは、第2シードのボストン・セルティックスと第7シードのアトランタ・ホークスの勝者と東地区準決勝で対戦する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ