ウォリアーズが西準決勝進出に王手 敵地でキングスに勝利|NBAプレイオフ2023

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4月26日(日本時間27日)、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第5戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対サクラメント・キングスの一戦は、123-116でウォリアーズが勝利し、シリーズを3勝2敗とした。

第4戦の終盤に利き手人差し指を負傷しながら、この日も先発出場したディアロン・フォックスに、第1クォーターで3本の3ポイントショットを許し、10点のリードを奪われたウォリアーズ。だが、第2Qに連続12得点をあげるなど、4点リードでハーフタイムを迎える。

第4Q序盤に12点差をつけたウォリアーズだが、約5分間でマリーク・モンクに11得点を許し、残り4分14秒で1点差に迫られた。だが、逆転は許さず。残り1分4秒に決まればタイスコアというモンクの3Pが外れると、同48.2秒にアンドリュー・ウィギンズがターンアラウンドジャンパーを沈め、同22.4秒にはステフィン・カリーの3点プレイで8点差とした。

ウォリアーズ(3勝2敗)はカリーが31得点、8アシスト、クレイ・トンプソンが25得点、ドレイモンド・グリーンが21得点、7アシスト、4スティール、ウィギンズが20得点、ケボン・ルーニーが自己最多タイの22リバウンド、7アシスト、ジョーダン・プールが10得点、6アシストを記録している。

今季のレギュラーシーズンではロードで11勝しかあげられず、キングスとの今シリーズでも最初の2試合を落としていたウォリアーズ。だが、この日の勝利で、プレイオフではNBA記録の28シリーズ連続でロードでの白星をあげたかたちだ。

スティーブ・カー・ヘッドコーチは「この10年でたくさんのビッグゲームを戦ってきた経験が役立っているのは確かだ」と話した。

「今夜は素晴らしい仕事をし、キングスが勢いを出した終盤に冷静を保って、最後の5分でいくつか本当にビッグプレイを決めてくれた」

指揮官は「シーズン中とは違うチームなんだ」と述べている。

「11月や12月、1月のロードゲームで起きたことは、今はまったく関係ない。昨年優勝したチームだ。プレイオフでたくさんのロードでの試合を戦っている。ウチの選手たちはやり方を知っているんだ。そして今夜はそれをやり遂げたんだよ」

カリーは「僕らにとって大きな夜だ」と話した。

「ベンチとコートにいた全員の快挙だと感じられる。僕らにはやるべき仕事があるんだ。これを必要としていた」

グリーンは25得点をあげた2018年3月17日(同18日)のフェニックス・サンズ戦以来となる21得点をマーク。終盤にはフェイダウェイジャンパーも沈め、ダーク・ノビツキーと比較する声も上がった。

カーHCは「フェイダウェイ後にドレイモンド・ノビツキーと呼ばれていたよ」と述べている。

「この試合最大のショットだったかもしれないね」

一方、キングス(2勝3敗)はフォックスが24得点、7リバウンド、9アシスト、ドマンタス・サボニスが21得点、10リバウンド、モンクが21得点、5リバウンド、ハリソン・バーンズが13得点、キーガン・マレーが10得点、6リバウンドをマークした。

第6戦は28日(同29日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ