4月23日(日本時間24日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド、サクラメント・キングス対ゴールデンステイト・ウォリアーズの第4戦は、126-125でウォリアーズが勝利し、シリーズを2勝2敗とした。
出場停止が明けて復帰したドレイモンド・グリーンをベンチスタートとしたウォリアーズは、4点ビハインドで迎えた後半、第3クォーターで37-23と逆転。クレイ・トンプソンのブザービーター3ポイントショットで二桁点差とするが、第4Q開始から連続7得点を許す。
ウォリアーズは残り3分24秒にトンプソンの3P、同1分25秒にアンドリュー・ウィギンズのフローターで5点をリードする。だが同42.4秒、ステフィン・カリーがすでになくなっていたタイムアウトを請求。テクニカルファウルとなり、フリースローを決められると、同28.7秒にディアロン・フォックスの3Pで1点差に詰め寄られた。
残り14.1秒のカリーのプルアップジャンパーが決まらず、1点差のままキングスにポゼッションを渡したウォリアーズだが、逆転を狙ったハリソン・バーンズの3Pがリングに嫌われて逃げ切り。シリーズを連敗スタートからタイに持ち込んだ。
ウォリアーズ(2勝2敗)はカリーが32得点、5リバウンド、トンプソンが26得点、ジョーダン・プールが22得点、アンドリュー・ウィギンズが18得点、8リバウンド、グリーンが12得点、10リバウンド、7アシスト、ケボン・ルーニーが8得点、14リバウンド、6アシストを記録している。
スティーブ・カー・ヘッドコーチは「こういう試合は最後の最後まで分からないんだ。本当にポゼッションをしっかりフィニッシュし、自分たちで最高のチャンスとしなければいけない。その上で、ボールが入ってくれる時もあればくれない時もある」と話した。
一方、キングス(2勝2敗)はフォックスが38得点、9リバウンド、5アシスト、キーガン・マレーが23得点、7リバウンド、マリーク・モンクが16得点、5リバウンド、6アシスト、ドマンタス・サボニスが14得点、7リバウンド、8アシスト、デイビオン・ミッチェルが12得点をマークした。
最後のショットを決められなかったバーンズは、「ワイドオープンだった」と述べている。
「フォックスが僕を信頼して打たせてくれたんだけどね。リムの奥側に当たった。次に向けて前進しないと。でも、僕は今の自分たちに自信を感じている」
第5戦は26日(同27日)、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われる。