キングスが敵地でウォリアーズに勝利 シリーズタイで第7戦へ|NBAプレイオフ2023

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4月28日(日本時間29日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第6戦、サクラメント・キングス対ゴールデンステイト・ウォリアーズの一戦は、118-99でキングスが勝利し、シリーズを3勝3敗のタイとした。

ドマンタス・サボニスがファウルトラブルに苦しみ、残り5分17秒にファウルアウトとなったキングスだが、第5戦の第4クォーターでフィールドゴール成功なしだったディアロン・フォックスが、FG18本中10本成功を記録している。

また、キングスは新人キーガン・マレーがプレイオフ自身初のダブルダブルを達成。ここまでの5試合でFG52本中20本成功とショットに苦しんでいたケビン・ハーターが、残り6分23秒と同4分58秒に3ポイントショットを決めた。

第3Qにウォリアーズにビッグプレイを決められても応じ、定期的に相手のミスを生かしたキングスは、10点リードで第4Qを迎えると、ほとんど二桁点差を保ってシリーズをタイとし、ホームでの第7戦に持ち込んだ。

キングス(3勝3敗)はマリーク・モンクが28得点、7リバウンド、フォックスが26得点、11アシスト、マレーが15得点、12リバウンド、トレイ・ライルズが12得点、9リバウンド、ケビン・ハーターが12得点、サボニスが7得点、11リバウンドを記録している。

キングスが敵地でウォリアーズに勝利したのは、2020年2月25日(同26日)以来、7試合ぶり。ハーターは「素晴らしいスピリットだった。僕らはシーズンを通じてずっと見事に応じてきたんだ」と話した。

「自信を失わなかった。ホームに戻って第7戦を戦えると分かっていた。ここで勝つことができるとね。このシリーズの大半で僕らは攻撃が眠っていたと思う。自分たちを取り戻すことができれば、シリーズを続けられると分かっていたんだ。今夜はそれができた。自信は揺らいでいなかった」

一方、ウォリアーズ(3勝3敗)はステフィン・カリーが29得点、5アシスト、クレイ・トンプソンが22得点、アンドリュー・ウィギンズが13得点、7リバウンド、ケボン・ルーニーが7得点、13リバウンドをマークしている。

ルーニーは「ハードだが賢くはないプレイだった。ゲームプランを実行できなかった」と述べた。

「勝つために何をする必要があるかは分かっている。細かいことのすべてだ。トランジションで戻るとか、ボックスアウトをするとか、ターンオーバーとか、そういう様々なことをちゃんとやれなかった」

スティーブ・カー・ヘッドコーチは「彼らの方が力強く、よりエネルギーを出してきた。よりうまく実行してきた。正しいチームが勝ったのは確かだね」と話している。

「彼らは勝利を勝ち取った。次は我々が再び団結し、第7戦に向けて準備を整えなければいけない」

第7戦は4月30日(日本時間5月1日 午前4時半)から、キングスのホームであるゴールデン1センター(カリフォルニア州サクラメント)で開催される。フォックスは「大きな機会だ」と話した。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ