4月23日(日本時間24日)、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第4戦、デンバー・ナゲッツ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、オーバータイムの末に114-108でウルブズが勝利し、シリーズ1勝3敗とした。
ウルブズは第3クォーターにアンソニー・エドワーズが16得点と奮闘。23-9のランなどでリードを奪い、第4Q残り2分52秒にはエドワーズのステップバックジャンパーでこの日最大となる12点差をつける。
だが、ウルブズはニコラ・ヨキッチの3本連続3ポイントショットなど、終盤に連続12得点を献上。残り49秒でヨキッチにフリースローを1本沈められ、オーバータイムに持ち込まれる。
それでも、オーバータイムにそれまで2得点だったニキール・アレクサンダー・ウォーカーが6得点をあげるなどし、ウルブズが競り勝ってスウィープ(4連勝)を阻止した。
ウルブズ(1勝3敗)はエドワーズが34得点、6リバウンド、5アシスト、3ブロック、マイク・コンリーが19得点、8アシスト、カール・アンソニー・タウンズが17得点、11リバウンド、ルディ・ゴベアが14得点、15リバウンド、カイル・アンダーソンが11得点、6リバウンド、5アシストを記録している。
エドワーズは「プライドがある。スウィープされたとは言いたくなかったんだ」と話した。
「絶対にキャリアでスウィープされたと言いたくない。だから今夜は個人的にやってやりたかった」
タウンズは「気迫を示したね」と述べている。
「不思議だよ。僕らは負いつめられると勝つための道を見つけられるようだ。今夜は勝てて素晴らしかった。あと3回、それをしなければいけない」
一方、ナゲッツ(3勝1敗)はヨキッチがプレイオフ自己最多タイの43得点、11リバウンド、6アシスト、ジャマール・マレーが19得点、7リバウンド、5アシスト、マイケル・ポーターJr.が15得点、5リバウンド、アーロン・ゴードンが14得点、7リバウンド、ブルース・ブラウンが11得点、6リバウンドをマークした。
球団史上初のスウィープに迫りながらも達成できなかったナゲッツ。ヨキッチは「シリーズを終わらせるチャンスだった」と話している。
「とにかくそれができなかった。彼らがファイトしていたね。必死だった。でも、仕方ないさ」
マレーは「チャンスを逃したけど、僕らはまだリードしている。それにこれからホームに戻るんだ。自分たちがやるべきことをやる」と述べた。
マイケル・マローン・ヘッドコーチは「無敗でポストシーズンを終えられるわけじゃない」と話している。
「だから、1試合負けたけど、ホームに戻り、再び団結して、自分たちを気の毒に思ったりせず、まだ命を残しているチームと戦う準備をしなければいけない」
第5戦は4月25日(同26日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われる。