5月9日(日本時間10日)にゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦に臨むメンフィス・グリズリーズは、ジャ・モラントの出場に悲観的だ。
モラントの右ひざについて、メディカルスタッフから正式な見解はない。だが、グリズリーズのテイラー・ジェンキンズ・ヘッドコーチは「明日彼が出ない可能性は本当に高い」と話した。
ジェンキンズHCは、メディカルスタッフと話し合った末にそういう結論に達した。だが、「今はさらなる評価を受けているところだ」とも強調している。とはいえ、指揮官はモラントがチームのフィルムセッションや任意のショット練習に参加しなかったと明かした。
グリズリーズが112-142で敗れた第3戦で、モラントはルースボールを競った際に、ウォリアーズのジョーダン・プールに右ひざをつかまれたようになり、第4クォーター残り6分19秒で交代した。
ジェンキンズHCは、グリズリーズのバスケットボール運営部バイスプレジデントを務めるザック・クライマンが、プレイの見直しに関してリーグにコンタクトを取ったと明かしている。だが、NBAは何らかの処分を科すことを断念し、通常のバスケットボールのプレイとみなした。
ジェンキンズHCは「ここでは事実だけを言おう」と述べた。
「これはジャが言っていることだ。プレイを見直した上でメディカルチームが言ったことだ。ジャは素晴らしいプレイをしていた。試合を通じて素晴らしい調子と感じていた。ケガの可能性の引き金になったのはひざをつかんだことであり、それがジャをゲームから外した理由だ。引き金になったプレイという点で、それは何も変わっていない」。
原文:Grizzlies' Ja Morant (knee) unlikely to play in Game 4 vs. Warriors(抄訳)
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