サディアス・ヤングがサンズと契約 「優勝を目指すチームを向上させてくれるベテラン」

坂東実藍 Miran Bando

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フェニックス・サンズは2月20日(日本時間21日)、フリーエージェントのサディアス・ヤングと契約したことを発表した。

サンズのバスケットボール運営部代表を務めるジェームズ・ジョーンズGMは、「NBA優勝を目指す上でチームを向上させてくれる、非常に尊敬されているベテラン選手です」と話している。

「極めて知的で、競争的なインテンシティーでプレイする選手です。彼のサイズと守備の能力はロスターに万能性をもたらしてくれるでしょう」

ヤングは通算1162試合出場。レブロン・ジェームズとクリス・ポールに続き、現役のNBA選手では3位の数字だ。通算1607スティールは、ポールとジェームズ、ラッセル・ウェストブルックに続き、現役NBA選手で4位となっている。通算2279オフェンシブリバウンドは同7位。通算1600スティール超を達成したNBA史上36選手のひとりだ。

NBAで17年目のヤングは今季、トロント・ラプターズで23試合に出場。平均15.2分間のプレイで5.0得点、フィールドゴール成功率62.1%、3.3リバウンド、2.2アシストを記録している。

35歳のヤングはフィラデルフィア・76ers、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ブルックリン・ネッツ、インディアナ・ペイサーズ、シカゴ・ブルズ、サンアントニオ・スパーズ、ラプターズで1162試合に出場し、平均12.2得点、FG成功率50.3%、5.7リバウンド、1.4スティールをマークしてきた。

プレイオフは9シーズン経験し、57試合に出場(先発33試合)。平均9.5得点、FG成功率46.8%、5.8リバウンド、1.1スティールを記録している。

ヤングはNBAドラフト2007で76ersに全体12位で指名され、2007-2008シーズンのオールルーキー・セカンドチームに選出。NBA入りから最初の7シーズンを76ersでプレイした。

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。