ニックスが10年ぶり東地区進出に王手 キャバリアーズに連勝でシリーズ3勝1敗に|NBAプレイオフ2023

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ニックスが10年ぶり東地区進出に王手 キャバリアーズに連勝でシリーズ3勝1敗に|NBAプレイオフ2023 image

4月23日(日本時間24日)、ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第4戦、クリーブランド・キャバリアーズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、102-93でニックスが勝利し、シリーズ3勝1敗とした。

ニックスはジョシュ・ハートがスターティングラインナップ入りし、シーズン途中の移籍以降で初めて、ジェイレン・ブランソンとの大学チームメイトコンビが一緒に先発出場。第1クォーターにチームの30得点のうち、2人で20得点をあげてキャバリアーズに7点差をつける。

2日前の第3戦でキャバリアーズを今季のNBA最少となる79得点に抑えたニックスは、この日も大半でリードを保つ。9点差でハーフタイムを迎えると、第3Qに一時逆転されたが、残り6.2秒のブランソンの3ポイントショットで2点をリードして第4Qを迎えた。

第4Q序盤にタイスコアからRJ・バレットの連続5得点で引き離したニックスは、キャバリアーズが4分強でフィールドゴール2本しか決められないうちに、90-81と9点をリード。本拠地で連勝を飾り、カンファレンス・セミファイナル進出に王手をかけている。

ニックス(3勝1敗)はブランソンが29得点、6リバウンド、6アシスト、バレットが26得点、ハートが19得点、7リバウンド、ミッチェル・ロビンソンが12得点、11リバウンドを記録した。

バレットは「ジェイレンが第3Q終わりに大きなショットを決めて盛り立ててくれた。あれが大きかったよ。それで第4Qもタフでいることができた」と、ブランソンに賛辞を寄せている。

「相手がパンチを繰り出すたびに、僕たちも何かを返すことができた」

2013年以来の東地区準決勝進出に迫ったニックスだが、ブランソンは「祝うことは何もない」と気を引き締めた。

「本当に喜ぶことは何もないんだ」

一方、キャバリアーズ(1勝3敗)はダリアス・ガーランドが23得点、10アシスト、キャリス・ルバートが14得点、9リバウンド、ジャレット・アレンが14得点、エバン・モーブリーが12得点、7リバウンド、ドノバン・ミッチェルがFG18本中5本成功の11得点、5アシスト、ジェディ・オスマンが10得点、5リバウンドをマークしている。

ミッチェルは「これで終わりじゃない」と話した。

「最悪の負けだよ。顔を下げて、最後にあきらめることはできない。僕らはそういうグループじゃない。第5戦に向けて準備する」

その第5戦は4月26日(同27日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ