ブルックリン・ネッツは9月19日(日本時間20日)、ビンス・カーターの背番号15の永久欠番式典を2025年1月25日(同26日)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催されるマイアミ・ヒート戦で行うと発表した。
カーターの15番はネッツで歴代7番目の永久欠番となる。これまでにドラゼン・ペトロビッチ(3)、ジェイソン・キッド(5)、ジョン・ウィリアムソン(23)、ビル・メルキオーニ(25)、ジュリアス・アービング(32)、バック・ウィリアムズ(52)の番号が、バークレイズ・センターに掲げられている。
ネッツのガバナーであるジョー・ツァイは、「コート内外で球団に大きく貢献したネッツの元選手ビンス・カーターに敬意を表することができてうれしく思います」と述べた。
「ネッツの歴史において重要な一部であり、そのレガシィ(遺産)を祝福するために、今季のバークレイズ・センターに彼を迎えるのを楽しみにしています」
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カーターは2004年から2009年にかけてニュージャージー・ネッツに在籍。得点、リバウンド、アシストで平均自己最多を記録した。ネッツでは374試合に出場。平均37.9分間のプレイで23.6得点、5.8リバウンド、4.7アシスト、1.2スティールをマークしている。
ネッツ時代にカーターはオールスター選出3回(2005~07年)。通算8834得点は球団史上3位だ。30得点超(90)と40得点超(17)の達成回数は球団トップ。フィールドゴール成功(3,126)は3位、3ポイントショット成功(638)とフリースロー成功(1,944)は4位、アシスト(1,762)は6位、出場時間(14,157)は7位となっている。
ネッツでのプレイオフ進出は3回。2006年と2007年にイースタン・カンファレンス・セミファイナルまで勝ち進んだ。ポストシーズンの平均得点(26.0)は球団2位、得点(701)は4位の数字だ。また、ネッツ時代にカーターは東地区の月間最優秀選手賞を3回受賞した。
From the man himself.
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) September 19, 2024
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2024年10月にネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(殿堂)入りするカーターは、NBAドラフト1998でゴールデンステイト・ウォリアーズに全体5位で指名された。交渉権がトロント・ラプターズにトレードされ、ラプターズ、ネッツ、オーランド・マジック、フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、サクラメント・キングス、アトランタ・ホークスと、22シーズンにわたってNBAでプレイしている。
カーターは通算で1541試合に出場(先発983試合)。平均30.1分間のプレイで16.7得点、4.3リバウンド、3.1アシスト、1.0スティールを記録している。オールスター選出は通算8回。NBAで22シーズン超を戦ったリーグ史上初の選手だ。
出場試合数はロバート・パリッシュ、カリーム・アブドゥル・ジャバーに続く歴代3位。2万5000得点&5000リバウンド&1500スティール超を達成した歴代10選手のひとりとなっている。
また、カーターはアメリカ代表としても2000年のシドニーオリンピックに出場。8試合でチーム最多の118得点をあげ、アメリカの金メダル獲得に貢献した。
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