NBAは4月24日(日本時間25日)、ユタ・ジャズのラウリ・マルカネンが、2022-2023シーズンのKia NBA最優秀躍進選手賞(モスト・インプルーブド・プレイヤー/Most Improved Player/MIP)を受賞したことを発表した。ジャズからの選手は初となる。
Utah Jazz forward Lauri Markkanen is the recipient of the George Mikan Trophy as the 2022-23 Kia NBA Most Improved Player.
— NBA Communications (@NBAPR) April 24, 2023
Full voting results and award history: https://t.co/Su6kMftXQC pic.twitter.com/AWvB9MODlZ
2017年のNBAドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに全体7位指名され、シカゴ・ブルズにトレードされたマルカネンは、昨季在籍したクリーブランド・キャバリアーズを経て、今季開幕前のオフシーズンにトレードでジャズに移籍していた。
加入1年目、NBAで6年目の今季、マルカネンは平均得点(25.6)やアシスト(1.9)などで自己最多を記録。8.6リバウンド、フィールドゴール成功率49.9%、3ポイントショット成功率39.1%、フリースロー成功率87.5%をマークするなど活躍し、オールスターゲームにも先発出場している。
𝘍𝘰𝘳 𝘵𝘩𝘦 𝘧𝘪𝘳𝘴𝘵 𝘵𝘪𝘮𝘦 𝘪𝘯 𝘧𝘳𝘢𝘯𝘤𝘩𝘪𝘴𝘦 𝘩𝘪𝘴𝘵𝘰𝘳𝘺,
— Utah Jazz (@utahjazz) April 24, 2023
introducing your 𝟮𝟬𝟮𝟯 𝗞𝗜𝗔 𝗠𝗼𝘀𝘁 𝗜𝗺𝗽𝗿𝗼𝘃𝗲𝗱 𝗣𝗹𝗮𝘆𝗲𝗿
🥁🥁🥁🥁🥁🥁🥁🥁🥁🥁🥁
𝐋𝐀𝐔𝐑𝐈 𝐌𝐀𝐑𝐊𝐊𝐀𝐍𝐄𝐍#TakeNote | #KIAMIP pic.twitter.com/9jYCTp1Ps2
投票は1位票が5ポイント、2位票が3ポイント、3位票が1ポイントとなる。マルカネンは430ポイントを獲得(1位票69)。2位はオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーで289ポイント(1位票24)、3位はニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンで91ポイント(1位票4)だった。
以下、4位にブルックリン・ネッツのミケル・ブリッジズ、5位に同じくネッツのニック・クラクストン、6位にインディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンが続いた。投票結果はpr.nba.comに掲載されている。
マルカネンの活躍で10勝3敗と開幕ダッシュに成功したジャズは、シーズン終盤までポストシーズン進出を争い、ウェスタン・カンファレンスの12位でレギュラーシーズンを終えた。
最優秀躍進選手受賞者には、ジョージ・マイカンの名を冠したトロフィーが贈られる。マイカンは基礎をマスターしたNBAで最初の支配的なビッグマン。「マイカン・ドリル」の名で知られるレイアップとフットワークの練習は、何十年にもわたってあらゆるレベルの選手の向上のために用いられてきた。殿堂入りしているマイカンは、7シーズンでNBA優勝5回、オールスター選出4回、オールスターMVP受賞、オールNBAチーム選出6回。NBA創設25周年、35周年、50周年、75周年の記念チームに選ばれている。