76ersがタイリース・マクシーとの再契約を発表 「リーダー&スーパースターとしての進化が待ち遠しい」

坂東実藍 Miran Bando

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フィラデルフィア・76ersは7月7日(日本時間8日)、2023-2024シーズンの年間最優秀躍進選手賞を受賞し、初のNBAオールスター選出を果たしたタイリース・マクシーと再契約を結んだことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。

NBAでの4シーズン目だった昨季、マクシーは前年の平均20.3得点からリーグ11位となる自己最多の25.9得点と得点力を増した。また、平均37.5分間のプレイでリバウンド(3.7)、アシスト(6.2)、スティール(1.0)も自己最多を記録している。23歳でのシーズン平均25.0得点&5.0アシスト超は76ersの球団最年少記録だった。

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バスケットボール運営部代表のダリル・モーリーは、「タイリースは毎日が1%ずつ向上するチャンスという哲学の持ち主で、NBA入りしてからの4シーズンでそれを証明してきました」と話している。

「彼は素晴らしい家族に恵まれ、私が出会った中で最もハードワークするひとりです。ジョエル(エンビード)やポール(ジョージ)とともに、タイリースはフィラデルフィアの街に優勝をもたらすという我々の願望にとって非常に重要な存在です。この延長契約は我々のタイリースに対する信頼の表れであり、彼がリーダーかつスーパースターとして引き続き進化するのを見られるのが待ち切れません」

昨季のマクシーは4月7日(同8日)のサンアントニオ・スパーズ戦で自己最多の52得点をあげるなど、3試合で50得点超を達成。また、22試合で30得点超をあげている。

NBAドラフト2020で76ersに全体21位で指名されマクシーは、4シーズンで266試合に出場(先発193試合)。平均18.2得点、2.9リバウンド、4.1アシストを記録している。各シーズンで76ersのプレイオフ進出に貢献。チームはこの間に勝率63.2%を記録しており、これは2020年以降のNBAで5位の数字だ。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。