グリズリーズがトニー・アレンの背番号9を永久欠番に 球団史上3人目

坂東実藍 Miran Bando

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メンフィス・グリズリーズは9月24日(日本時間25日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで3月15日(同16日)に開催されるマイアミ・ヒート戦で、トニー・アレンの背番号9を永久欠番とすることを発表した。

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グリズリーズでは2021年12月11日(同12日)のザック・ランドルフの50番、2024年4月6日(同7日)のマルク・ガソルの33番に続き、球団史上3人目の永久欠番となる。

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2010年にフリーエージェントでグリズリーズと契約したアレンは、2010年から2017年までの7シーズンすべてでチームをNBAプレイオフ進出に導いた。2011年の球団初のポストシーズン勝利や2013年のウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出に貢献している。

アレンはスティール(762)で球団歴代2位を記録。また、出場試合(462)は同6位、オフェンシブリバウンド(741)は同9位、ブロック(217)と出場時間(11,588)は同10位と、いずれも歴代トップ10入りを果たしている。

グリズリーズに在籍した7年で、アレンはオールディフェンシブチームに6回選出された。2011-2012シーズン、2012—2013シーズン、2014-2015シーズンはファーストチームに、2010-2011シーズン、2015-2016シーズン、2016-2017シーズンはセカンドチームに、それぞれ3回選ばれている。

アレンがペリメーターを守る中、グリズリーズは7シーズンのうち6シーズンでNBAトップ10に入る失点数を記録。球団記録の56勝26敗をマークした2012-13シーズンには、リーグ最少の平均89.3失点を記録した。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。