復帰戦に満足しているタイガー・ウッズ

Sacha Pisani

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メジャー大会で14回の優勝を誇るタイガー・ウッズは、ヒーロー・ワールド・チャレンジで終盤の優勝争いこそ演じることはできなかったが、復帰戦が成功だと語った。

バハマで開催されたウッズの復帰戦での逆転優勝の望みは、土曜日(日本時間日曜日)に彼が5位からその時点でトップだったチャーリー・ホフマンと10打差ある10位まで転落してしまった時点で絶たれてしまった。

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背中の怪我と、4度の手術の影響でウッズがPGAツアーに2度と復帰できないのではという声もあったが、彼は10ヶ月ぶりに復帰を果たした。アルバニー・ゴルフコースで開催された大会の初日で「69」、2日目に「68」というスコアを出しただけに、期待も高まっていた。

しかし3日目には最初の10ホールで5ボギーを叩き、3オーバーの「75」と崩れてしまった。それでもゴルフ史上最も偉大な選手であるかもしれないウッズは、結果問わず満足している様子で「再びゴルフコースや選手たちを相手に戦えることが嬉しい、楽しいね」と話した。

「ここ数年であまりできていなかったからね、よかったよ。やはり戦えるのは良い。残念ながらひっくり返すことはできなかったけどね」。

「ここまで調子よく打てていることがとても、とても嬉しいよ。パターの感覚や、ラウンドを回る際のショットの形成などね」とウッズは付け加えた。

「週の初めに話したように、スコアカードを手にするのがかなり久しぶりなんだよ。だから今週の出来にはとても満足している。僕もみんなも色々と疑問があったと思うけど、良い方向に傾いてくれたなと感じているよ」。

原文: Tiger Woods says return is a success regardless of outcome at Hero World Challenge

翻訳:大西玲央

Sacha Pisani