タイガー・ウッズ「歳をとるのは楽しいことではない」 メモリアル・トーナメントをギリギリ予選通過で吐露

Sacha Pisani

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メジャー通算15勝を誇るタイガー・ウッズはメモリアル・トーナメントで腰の張りに苦しみ、「ただ、なんとかしがみつこうとしている」と認めた。

ウッズがPGA ツアーに出場するのは2月以来、初めてのことだ。ミュアフィールド・ビレッジ・ゴルフ・コース(米オハイオ州ダブリン市)に現れたこのアメリカのスーパースターは、大会2日目をカットラインからわずかに1打差でホールアウトし、辛うじて予選を通過した。

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ウッズはかつてこのメモリアル・トーナメントを5回制している。今年は初日のスコアが71、2日目は4オーバーの76で終わった。

44歳のウッズは前半の9ホールで3つのボギーと苦しんだが、後半最後の3ホールで2つのバーディを取り、自身18回連続となる本大会の予選通過をはたした。

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「思ったように体が動かなかったし、調子を取り戻すことができなかった。かなり苦しんだよ」とウッズは言った。ウッズは腰を手術して以来、長い年月に渡ってその部分の故障に悩まされてきた。

「朝のウォーミングアップのときから調子は良くなかった。願ったような状態ではないし、それを受け入れるしかない。ここ4、5年はずっと苦しんできたけど、私はそれを乗り越えて、カムバックしようとしている。これからもそれはずっと続くだろう」とウッズは語る。「歳をとるのは楽しいことではない。ずっと若い頃は年齢を重ねるのは素晴らしいことだと考えていた。なぜなら、もっと、もっと、ゴルフが上手くなり続けると思っていたからね。今はだたなんとかしがみつこうとしている」。

ウッズはトップに並ぶライアン・パルマーとトニー・フィナウからは12打差の位置にある。「私には昔のようなスタミナはもうない。激しいトレーニングをしたり、走ったりしているときに、とくにそれは実感しているよ。確かに私は歳をとった。年月とともに物事は変わり、そして進化する。それでも、自分ができるだけのことをやり続けるしかない」とウッズは語った。

Sacha Pisani