DAZNが新たに200以上の国と地域でサービス開始、“カネロ”の次戦を皮切りに

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スポーツチャンネル「DAZN(ダゾーン)」は3月2日、新たに200以上の国と地域でサービスを展開すると発表した。現地時間5月2日(シンコ・デ・マヨ、メキシコの祝日)に行われる世界4階級制覇王者、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の一戦(対戦相手は未発表)を皮切りに、まずはボクシングコンテンツをメインとしたサービスを行うとしている。

DAZNは定額制のスポーツ動画配信サービスとして、2016年にサービスをスタート。世界に先駆け、日本、ドイツ、オーストリア、スイスでサービスを開始し、現在はカナダ、イタリア、アメリカ合衆国、スペイン、ブラジルを加えた9カ国で数多くのスポーツコンテンツを提供している。

日本国内においては2017年からJリーグと10年契約、2018年からは11球団の主催試合を配信するなど、国内の主要スポーツのライブ配信を展開してきた。

ボクシングコンテンツに関しては近年、アメリカ市場において注力。2018年5月にマッチルーム・ボクシング(Matchroom Boxing、アンソニー・ジョシュアら所属)、同年10月にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GOLDEN BOY PROMOTIONS、カネロら所属)、2019年3月にGGGプロモーションズ(GGG Promotions、ゲンナディ・ゴロフキン所属)とパートナーシップを締結。カネロのほか、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)ら、すでに高い実績を持つボクサーの試合を配信。さらに、ボクサーのドキュメンタリー番組のほか、サッカー選手や監督の番組など、すでに配信されているコンテンツを含めて展開する予定だとしている。

今回の発表に関して、DAZN全マーケット責任者の1人(DAZN Group Executive Chairman)であるジョン・スキッパー氏は、「今春より、世界のほぼ全ての地域においてDAZNへのアクセスが可能となります。ボクシング界における世界的な人気を誇るファイターたちと、今後数年にわたり素晴らしいマッチメイキングに取り組んでいく予定です」とコメント。

DAZNにおいてグローバルレベルのビジネスを統括する、DAZN Executive Vice Presidentのジョー・マコウスキ氏は、「2016年のサービスローンチより、さらなるサービスの成長の足がかりとしてボクシングというコンテンツには非常に高いポテンシャルを感じていました。“新しいファイトスポーツの本拠地”としてボクシングコンテンツを充実させていくのは、世界展開に向けた第一歩でしかありませんが、この記念すべきマイルストーンに伝統的な一戦である、アルバレス選手のシンコ・デ・マヨ(メキシコの祝日)を放映できることを、大変うれしく思います」とコメントしている。

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