WNBA町田瑠唯 一問一答「エブリンらしい人生で」

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7月26日(日本時間27日)、WNBAワシントン・ミスティックスの町田瑠唯が練習後の記者会見に登場し、メディアからの質疑に応じた。プレイオフに向けての準備、最近の自身の出来、今季限りでの引退を表明しているスー・バードのこと、自身の引退時期について、休養宣言した日本代表のチームメイト、馬瓜エブリンのことなど、様々なトピックについて語っている。

なお、ミスティックスは28日(同29日 午前9時~)に敵地でのダラス・ウイングス戦を控えている。

※前半は英語、後半は日本語での質疑応答。町田の回答はすべて日本語。質問は要約。

チームで絶対に勝つという気持ちを持ちながら

――ジャパニーズ・ヘリテージ・デイ(現地7月17日のミネソタ・リンクス戦)は楽しめた?

ファンの方も、ミスティックスの方々も、選手たちも、みんなその日をすごい楽しんでくれていましたし、そうやって祝ってくれていることが嬉しいなというのは率直に思いました。

――プレイオフに向けて精神的にどういう準備をしていくつもり?

実際にWNBAのプレイオフっていうのは初めてなのでわからないですけど、レギュラーシーズンとはまた違う緊張感だったり、チームの気迫だったりというのが絶対あると思います。自分も同じモチベーションというか、チームで絶対に勝つという気持ちを持ちながら、できることを精一杯頑張っていきたいなと思います。

――ここまでの調整はどういった感じ?

アジャストはしっかり今まで通りやりながら、相手の特徴だったり、どんなチームかっていうのも頭に入れつつ、自分のプレイでも、相手に対してのオフェンス面でのアジャストもしっかりとやっていきたいと思っています。

※以下、日本語での質疑応答。

――アシスト/ターンオーバー比率が2.2、直近の9戦では3.8。自身の出来をどう見るか。

ターンオーバーは自分でもすごい気になっていたので、そこは意識しています。試合に出るタイミングにもよるんですけど、大事なタイミングだったり、あまりリズムが良くないときに、50:50(五分五分)のパスを出さないようにっていうのは心がけてはいます。ちょっと慎重になりすぎている部分もあるとは思うんですけど、今はそれがチームのリズムだと思うので、そこは意識してやっています。

――最初よりうまくできてきているという感覚は?

良くなってきているという感じよりは…なんですかね、さっきも言った通りになってしまうんですけど、チャレンジするパス、50:50のパスを今出すべきか、出していいのかっていう判断だったりとか、今は狙いすぎちゃいけないっていうタイミングだったりっていうのはわかるようにというか、気をつけるようにはしています。

――プレイオフへの意気込み。

レギュラーシーズンもあと少し。プレイオフに向けて、チームとして上がってきている感じはすごいするので、自分もその意識の高さと同じレベルでできるようにやっていきたいなと思います。自分(のプレイ)はレギュラーシーズンとそこまで変わらないとは思うんですけど、これからは本当に大事な試合に入ってくると思うので、自分の本当にやるべきこと、できることを、何分出ようと、(出場時間が)少なくとも、しっかりコートで表現できるようにやっていきたいなと思っています。

マッチアップできることを楽しみに

――スー・バードは好きな選手の1人と話していた。30 、31日(日本時間31日、8月1日)にシアトル・ストームとの連戦があり、引退を表明しているバードと対戦するのはこれが最後かもしれないが。

自分がマッチアップできることをすごい楽しみにしていますし、同じタイミングで出なくても、間近でそういう選手のプレイを見て勉強できるっていうのはすごい経験だと思うので、その時間を無駄にしないようにやっていきたいなと思っています。

――バードは40歳で引退。自身も40歳くらいまでプレイする姿は想像できる?

できないです(笑)

――何歳くらいまでできそう?

正直、何歳までとかはわからないです。本当に1年1年、自分の身体、メンタル、いろいろと相談しながらのバスケ人生になっていくと思うので、いつまでやるとかは決めていないです。

町田瑠唯(ミスティックス) 試合日程・結果・放送予定|2022シーズン

――プレイオフを狙えるチームでプレイする気持ちは?

(ミスティックスは)すごいいいチーム。プレイオフも狙えますし、優勝を目指していると思うので、いいチームで経験させてもらっているなとは思っています。

――馬瓜エブリン選手(昨季Wリーグのトヨタ自動車で2連覇。町田とは東京五輪で共に銀メダル獲得)が1シーズン休養することについて。

代表だったり、チームでも、先頭で走ってきた選手。身体も心もしっかり休めて、エブリンはすごいやりたいことがたくさんあるんじゃないかなと思うので、次のステップにいけるように準備をして、エブリンらしい人生でやっていけばいいんじゃないかなと思っています。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ