世界183位のS・ウィリアムズ、ウィンブルドンの第25シードに

Peter Thompson

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世界183位のセリーナ・ウィリアムズがウィンブルドンで第25シードに入った。27日、主催のオールイングランド・クラブが発表した。

シード委員会が26日に会合を開き、四大大会シングルス23勝のセリーナ・ウィリアムズのシードについて議論した。ウィリアムズは昨年9月に第1子を出産。ツアーを離れて世界ランキングを落としている。

四大大会復帰第1戦となった全仏ではシードされなかったし、オールイングランド・クラブは通常、WTAランキングに従ってシード順を決める。

しかし、米国のレジェンドとも言うべき存在はシード入りし、それによってドミニカ・チブルコバがシード外となる。

36歳のウィリアムズは、出産で長期離脱して復帰した選手のシード権とランキングは守られるべきだと、ずっと主張してきた。

チブルコバはストレートにこう言った。

「私にはシードに入る権利があるのに、どうして外されなければいけないの? 第6シードから第10シードに落とされるのとはわけが違う。(長期離脱していた)選手が入って来るのはフェアではないと思う。私にはシードされる権利があるし、シードされるべきだわ。私の前に彼女が据えられることで、本来シードされるはずだった私がシードされなくなるなんて。こんなこと、過去にあったのかしら」。

来週ロンドン南西部で開幕するこの大会で女子シングルスの第1シードはシモナ・ハレプ。今年ローランギャロスで四大大会初優勝を飾って以来、ずっと世界1位をキープしている。

ウィリアムズはシード順でかつてのライバル、マリア・シャラポワのすぐ後に位置している。シャラポワとは今年の全仏の4回戦で対戦するはずだったが、ウィリアムズが胸筋を痛めて棄権している。

男子シングルスでは連覇を狙うロジャー・フェデラーが第1シード。第2シードはラファエル・ナダルで、地元のアンディ・マレーは長いブランクのため世界156位となっていてシードされなかった。

手術から復帰したばかりのマレーは、今大会に出場するかどうかまだ決めていない。

原文:Serena Williams seeded 25th for Wimbledon despite 183 world ranking
翻訳:Hirokazu Higuchi

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