【ウィンブルドン】ジョコビッチがナダルとの死闘を制し、3年ぶり5回目の決勝進出!

Sporting News Japan Staff

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実に52回目の対戦となった32歳のラファエル・ナダルと31歳のノバク・ジョコビッチのライバル対決は、5時間15分におよぶウィンブルドン史上に残る名勝負となった。

ウィンブルドンの男子準決勝・第2試合で、第12シードのジョコビッチ(21位、セルビア)は、第2シードのナダル(1位、スペイン)を、6-4、3-6、7-6(9)、3-6、10-8、2日がかりとなった勝負を制して、3年ぶり5回目の決勝進出を決めた。

試合開始は7月13日の20時を過ぎていたため、21時過ぎの日没に備えて、あらかじめセンターコートの屋根は閉じられ、照明を使用してナイターとなった。

両者、1ポイント目からエンジン全開で互角の展開だったが、第3セットが終了し、ジョコビッチのセットカウント2-1の時点で、午後11時2分になった。午後11時を超えた時は、クラブ会場と近隣住民との取り決めでクラブを閉めるため試合も終了となり、翌日順延となった。

現地時間7月14日の午後13時に再開された試合は、前日に続きインドアの状態で行われた。勝負はファイナルセットまでもつれ、お互いサービスキープが続いたが、第18ゲームでナダルのミスが重なりサービスブレークを許して決着がついた。

ジョコビッチは、サービスエース23本とフォアハンドウィナー23本を含む73本のウィナー、ナダルはフォアハンドウィナー32本を含む73本のウィナー、両者のウィナー数は全く同じだった。さらに驚くべきことにアンフォースドエラーの数も42本の全くの同数だった。

「いい試合はできていたと思う。2人のいい選手がいいプレーをしたそんな試合だった。今日はジョコビッチの日だった」(ラファエル・ナダル)

「ラファは、それがラストかのようにすべてのポイントでバトルしてくる。だから、どんなサーフェスでも彼を倒すのは困難になる。今、決勝に辿り着けて本当に嬉しい」(ノバク・ジョコビッチ)

決勝でジョコビッチは、第8シードのケビン・アンダーソン(8位、南アフリカ)と対戦することになり、4回目の優勝を目指す。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。