バレーボールのVリーグ男子ファイナルを観るべき3つの理由

Sporting News Japan Staff

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国内最高峰のバレーボールリーグ『V.LEAGUE』の男子ファイナルで4月7日と14日、パナソニックパンサーズとJTサンダーズが対戦する。

レギュラーラウンドをダントツの首位で駆け抜けたパナソニックパンサーズと、レギュラーラウンド4位から勝ち抜いてきたJTサンダーズが、今季の日本一を懸けて戦う大一番。ここではその見どころを、3つのポイントに分けて紹介する。

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①プライドを懸けた王者対決

パナソニックは昨季のV・プレミアリーグを圧倒的な強さで制した。今季も王者の貫禄を見せつけ、2位に12ポイント差をつけてレギュラーラウンドを首位で突破した。

しかし、昨年12月の天皇杯兼全日本選手権では準決勝で敗退し、前年に続く2連覇を逃した。他チームを圧倒した今季、タイトルを2つも譲るわけにはいかないパナソニックがリーグ制覇に懸ける思いは強いはずだ。

対するJTは昨年12月の天皇杯兼全日本バレーボール選手権で、パナソニックを下した東レアローズとの決勝を制して頂点に立った。

今季はレギュラーラウンド4位という不利な状況からファイナルまで勝ち上がってきた。勝負強さで強豪を倒してきたJTは、勢いそのままに今季2つ目のタイトル獲得を目指す。

 

②世界トップレベルの選手たちが激突!

優秀な選手が多いのパナソニックの中でも、特に目立った活躍を見せるのが、ミハウ・クビアクだ。クビアクは、昨年の世界選手権で優勝したポーランドでキャプテンを務めた、世界屈指の名スパイカーだ。

最高殊勲選手賞を受賞する活躍を見せた昨季同様、今季もその実力を遺憾なく発揮。レギュラーラウンドのアタック決定率、サーブ効果率でトップ5に入る活躍を見せた。

ポジションこそ違うが、JTのトーマス・エドガーもクビアクに負けていない。エドガーは、レギュラーラウンドの総得点でサントリーサンバーズのドミトリー・ムセルスキーに次いで2位に入った。

さらにファイナルステージでは、7試合で195点を決める大活躍でチームをファイナルに導いた。

パナソニックの山内晶大やJTの山本将平など、日本代表の主力選手たちも同じコートに立つファイナルは、世界トップレベルの激戦となるだろう。

 

③兄弟セッター対決

両チームのセッター、パナソニックの深津英臣とJTの深津旭弘は実の兄弟だ。バレーボールにおいてセッターは攻撃時のリーダーであり、チームのアタッカー陣を操る司令塔。その重要なポジションで、深津兄弟は揃って日本代表に選ばれている。

レギュラーラウンドのアタック決定率を見ると、JTがリーグ2位の53.3%、パナソニックが3位の51.5%と、好成績を残している。そのうち、バックアタックに限ると、決定率はJTが1位の59.8%、2位がパナソニックの54.6%だ。

もちろん、アタック決定率はスパイカーの技量にも大きく左右されるが、この数字は多くの有効な攻撃を生み出したセッターの功績とも取れるだろう。

互いをよく知る兄弟が対峙し、相手の作戦を探り合いながらトスを振り分ける。屈強な巨人たちを巻き込んだ兄弟対決、という見方をしてもおもしろいかもしれない。

弟・深津英臣(左)と兄・深津旭弘(右)


<試合情報>

パナソニックパンサーズ vs JTサンダーズ

 

第1戦:
4月7日(日)13:00〜
愛知県 武田テバオーシャンアリーナ

 

第2戦:
4月14日(日)14:00〜
東京都 武蔵野の森総合スポーツプラザ

 

<放送局>

  • DAZN(ネット)
  • V TV(ネット)
  • NHK BS1(BS)

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。