大谷翔平も「参加できれば光栄」と述べたMLBホームランダービー。強打者にとって身体的な負荷が大きいと懸念される一方、2017年に出場した強打者ジャスティン・ボーアは、大谷の参加表明を後押しした。
2017年の参加者ボーアは大谷のHRダービー参加を支持
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が出場を希望している、MLBオールスターゲームの前日に行われる恒例のホームランダービー。現時点でMLBからの打診はなく、エンゼルスのフロント陣や医療スタッフからも大谷のホームランダービー参加についての公式の発言はない。
そんななか、大谷のホームランダービー参加表明に対し、エンゼルスの同僚であるジャスティン・ボーアが後押ししたと、地元紙『The Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者が伝えた。
イチロー信者としても知られるジャスティン・ボーアは、シアトル・マリナーズ時代の2017年のホームランダービーに参加。当時、ボーアは1回戦で22本を放ったものの、23本打ったアーロン・ジャッジに敗れている。それでも自身のキャリアのなかでも最高の瞬間だったという。
そんなボーアが大谷のホームランダービー参戦表明について、「素晴らしいと思う」と支持した。
「キミ(大谷)に参加するチャンスがあるなら、私はやるべきだと思う。(ホームランダービーは)私が野球選手として経験した最も楽しい時間のひとつだったからね」
また、4分間スイングし続けなくてはならないホームランダービーが、選手の身体面に悪影響を及ぼすという懸念についても「問題を感じたことはない」とも話したという。
自身はダービーへの参加を「いつかはするかも」と濁したエンゼルス主砲マイク・トラウトも、大谷の打撃練習を見て「おそらく(ダービーで)勝てる」と太鼓判を押していた。
とはいえ、今年は優勝賞金が100万ドル(約1億790万円)に増額されたことで、大谷以外にも多くのスラッガーが参加を希望する可能性がある。
大谷に招待状が送られるのか、そして賛否があるなかエンゼルスが出場を許すのか、注目となる。
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「※」は提携サイト『Goal』の記事です