全米プロで2位フィニッシュ! T・ウッズ「こんなに気分が良いのは久しぶり」

Alec Brzezinski

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タイガー・ウッズが日曜日の全米プロゴルフ選手権で15度目の優勝を掴みかけた。スタートは良くなかったが、結果としては通算14アンダーでフィニッシュし、首位のブルックス・ケプカに迫る勢いだった。

2014年から腰の手術を4回も受けたり、プライベートで問題を起こしたりと、本人でさえ復帰は難しいと考えていたが、今やメジャー大会を2試合連続でトップ6入りしている。

ラウンドを終えたウッズに、負けた試合でここまで気分が良かった事があるのか尋ねると、「(それは)ないね。全英オープンではイライラしていたし」と答えた。「今回はパーを取り続けていれば勝てるようなコースじゃなかった。バーディを取り続けなければ生き残れなかった」

「コースは柔らかく、良い状態だった。ウォームアップをしに練習場に行くと、既に数人の選手が良いスコアで回っているのが分かった。頑張らなきゃいけないなと思ったよ」

週の初めに世界ランク51位だったウッズは、今季7回もトップ12でフィニッシュしている。1月の時点では、今年何試合に参加できるのかも不透明だったが、目覚ましい活躍を見せている。

「今年、どんなスケジュールになるのかさえ、分からなかった」とウッズは言う。「今年、何回トーナメントに出場できるのかも分からなかった。だから1つ1つのトーナメントがチャレンジだった」

「今年の初めの時点では、自分がどんなプレーをする事になるのかも見当がつかなかった。当時はスイングも出来上がってなかったからね。スピードも無かったし、ゴルフのスイングと呼べる代物じゃ無かった。でも良く考えてみたら2年間もプレーしていなかったんだ。ここまで来るのに苦労したよ」

今回の全米プロゴルフ選手権で評判になったのが、ウッズに対する観客のポジティブな態度だ。ウッズは観客を喜ばすようなプレーを披露でき、喜んでいるようだ。

「観客の声がずっと聞こえたんだ。みんな水曜日の練習からずっと一緒にいる」とウッズは言う。「応援の声は大きいし、ずっと一緒についてきてくれる。彼らの前向きさは素晴らしい。彼らは良いゴルフが見たいわけだし、我々選手は良いゴルフをするだけだ。ここの観客は本当にポジティブだし、エネルギーに満ち溢れている。どんな選手のショットも評価されるし、ネガティブなコメントや罵倒もなかった。皆んなとてもポジティブで、エキサイトしていた。礼儀正しく、選手に対するリスペクトを感じた。こういうのはプレーヤーにとって純粋な喜びなんだよ。こんな観客の前で毎週プレーできたら良いのに」

ウッズは復帰して、プレー出来る喜びを噛み締めているようだった。

「さっきも言った通り、まだ発展の途中だ。当初はいつゴルフを始められるかも、何個トーナメントに参加するのかも、どの程度のレベルでプレー出来るのかも、どんなスイングでプレーするのかも、何も決まっていなかった」とウッズは言う。

「今、未知の領域にいる。誰も爆弾付きの背中でゴルフしたことがないから、自分でどうやってプレーしたら良いのか研究するしかない。皆んなが考えているよりも難しいことなんだ。今のところ良くやっていると思う。また、ライダーカップに関われていることにも喜びを感じている」

原文:PGA Championship 2018: Tiger Woods hasn't felt this good after a tournament 'for awhile'
翻訳:TATSUYA SATO

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