テニスのWTA(女子テニス協会)の最新世界ランキングが4月18日に発表され、前回35位に浮上した大坂なおみは変わらずだった。5月8日開幕のイタリア国際からクレーシーズン参入の予定している。
3月後半のマイアミ・オープン(米フロリダ州マイアミ、ハード、WTA1000)で、昨年の全豪オープン以来の決勝進出で復活の兆しを見せた大坂。イガ・シフィオンテク(ポーランド)に敗れ準優勝に終わったものの、世界ランキングを42あげて、35位に浮上した。
大坂は4月14日に「プレイアカデミー with 大坂なおみ」を実施し、参加したジュニア世代の女子選手らとの交流を楽しむなど、精神的にも安定した様子を伺わせている。
マイアミ・オープン後には、苦手にしているクレーシーズンへの前向きな意欲を見せていたが、現時点でエントリーが明らかになっているのは、全仏オープンの前哨戦となる5月8日開幕のイタリア国際(イタリア・ローマ、クレー、WTA1000)のみ。ただ今季は4月28日開幕のムチュア・マドリード・オープン(スペイン・マドリード、クレー、WTA1000)に例年出場していることから、こちらで戦線復帰の可能性もあるようだ。
ランキング上位に大きな変動なく、シフィオンテクは依然1位で女王の座を守り、2位はバルボラ・クレチコバ(チェコ)、3位はポーラ・バドサ(スペイン)、4位はアリーナ・サバレンカ(個人出場)、5位はマリア・サッカリ(ギリシャ)となっている。
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