マイアミOP準優勝の大坂なおみが世界35位へ浮上、優勝のシフィオンテクは自身初の世界1位

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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WTA(女子テニス協会)の最新女子シングルス世界ランキングが4月4日に発表され、マイアミ・オープン準優勝だった大坂なおみは、77位から35位にランクアップした。

大坂は、現地時間4月2日のマイアミOP決勝戦で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦し、ストレートで敗れたものの、準優勝となり、650ポイントを加算し、計1296ポイントで大会前の77位から35位に浮上した。試合後には、「今年はクレーとグラス(シーズン)に向けて取り組みたい。結果を出すために必要なことは何でもやる」と話すなど、敗れてもなお前向きな姿勢をみせ、世界1位復帰に向けて成長したいという気持ちを言葉に込めていた。

その最新となる4月4日付けの世界1位は、大坂を決勝で破ったシフィオンテクだ。前週まで1位だったアシュリー・バーティ(オーストラリア)が3月末に電撃引退したため、シフィオンテクが自身初の世界1位は確定していたが、マイアミOP優勝で計6711ポイントとなり、2位のバーボラ・クレチコバ(チェコ)に1736点差(計4,975ポイント)をつけ、晴れて女王の座を手にした。20歳で史上28人目の世界1位到達者となった。

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。