1年ぶり復帰のアンディ・マレー、復帰戦は黒星。キリオス相手に1セット奪う

Ben Spratt

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アンディ・マレーは19日、フィーバーツリー選手権(クイーンズ・クラブ選手権)でATPツアーに復帰し、ニック・キリオスに6-2、6-7、5-7で敗れたが、体の不調の兆しは見られなかった。

元世界ランク1位のマレーは、でん部の故障により、昨年のウィンブルドンを最後に1年近く戦線から離脱していたが、クイーンズ・クラブに集まった観衆は、マレーの洗練されたパフォーマンスに驚かされた。 

マレーのプレーは2回戦に進むには不十分だったが、特にオープニングセットはマレーの今後を楽観視できるものとなった。 

2時間半以上に及んだ試合の最後にはフラストレーションも見せたが、今年のウィンブルドンを目前に控え、グランドスラムを3度制しているマレーは、ますます自信が高まるはずだ。

マレーは試合前、期待値は「非常に低い」と話していた。序盤は苦しんでいたマレーだったが、キリオスにプレッシャーをかけ、連続ダブルフォルトを誘発し、ブレークに成功した。 

マレーにスイッチが入ると、キリオスは勢いをなくし、第1セットの最後で再びダブルフォルトを喫した。結局、マレーがブレークして第1セットを取った。 

第2セットの序盤は、マレーがミスを連発。ショットは連続でアウトとなり、キリオスにブレークを献上した。しかしマレーは再び自分のペースに戻し、キリオスのアドバンテージを崩し、このセット2度目のブレークで、タイブレークに持ち込んだ。 

再びブレークを取りにいったマレーだったが、キリオスが見事なダウンザラインを決めて、タイブレークを7対4でものにし、セットカウントを1対1にした。 

第3セットも、お互い譲らない展開となった。ゲームカウント6-5から、マレーはゲームを死守するべくサーブを放つも、ネットにかかり、キリオスはガッツポーズを見せた。 

世界ランク21位のキリオスは、3度目のマッチポイントで勝利を手にした。しかし、この試合を通して、復活を遂げたマレーの今後は、ポジティブなものであることが証明された。 

原文:Andy Murray impressive in defeat in long-awaited return to ATP Tour
翻訳:Atsuko Sawada

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Ben Spratt