黒人テニスプレーヤーの草分けA・ギブソンの栄誉 全米オープン会場に銅像設置へ

Bob Hille

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全米テニス協会は2月27日、グランドスラム・シングルスのタイトルをアフリカ系アメリカ人として初めて獲得したテニス選手、アリシア・ギブソンの銅像を全米オープンの会場に設置して、栄誉を記念すると発表した。

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ギブソンは1971年に国際テニス殿堂入りし、2003年に亡くなった。1956年、全仏オープンで優勝して歴史を作り、翌年はウィンブルドン選手権と全米選手権(全米オープンの前身)の女子シングルスでも優勝を果たした。1958年には、ウィンブルドン選手権と全米選手権で2冠を達成。その輝かしい功績の中で、シングル、ダブルス、ミックスダブルスで計11個のグランドスラムのタイトルを獲得している。

「明白なことです。彼女は、テニス界のジャッキー・ロビンソンのような存在ですから。名誉に値します」。全米テニス協会会長のカトリーナ・アダムスは声明で述べた。「人種の壁を乗り越えた彼女は、後に全ての有色人種の人たちが、スポーツ界で目標を達成できるようにしてくれたのです」。

テニスの草分け的存在である選手を記念する銅像は、ギブソンの銅像が2体目となる。また、ニューヨーク州のフラッシング地区にある全米オープンの地で、伝説的なアメリカ人テニス選手が栄誉を受けるのは3人目だ。2000年にアーサー・アッシュの銅像がお披露目され、USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターを今も支えている。そして3人目は、2006年に改名したそのテニスセンター名に名を掲げられた、キングだ。

「アリシア・ギブソンはアメリカの宝であり、私の最も大切なヒーローの1人です。彼女がようやくナショナル・テニスセンターで名誉を与えられることになり、感動しています。我々のスポーツはアリシアから多くの恩恵を受けているのです」とキングは述べた。

原文:Tennis pioneer Althea Gibson to be honored with statue at U.S. Open site

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).