錦織圭、ジョコビッチが1回戦突破:全米OPテニス

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

錦織圭、ジョコビッチが1回戦突破:全米OPテニス image

テニス4大大会のひとつである全米オープン(米ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター、ハード)は現地時間8月31日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位の錦織圭が同113位のサルバトーレ・カルーソ(イタリア)を3-1で下して2年ぶりの初戦突破を決めた。また、年間グランドスラムを狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)も初戦突破を果たした。

錦織は第1セットを優位に進めて先勝すると、第2セットも集中力を維持して圧勝。第3セットで競り合いに負け、第4セットで仕切り直しにかかるも第4ゲームでブレークバックを許し、危うい流れに。しかし、第7ゲームでブレークを奪い、波に乗って逃げ切った。
前哨戦のナショナルバンク・オープンの1回戦後に棄権し、右肩の回復に集中して本番に挑んだ錦織だったが、2年ぶり8度目の初戦突破に「ホッとした」と漏らした。自身の公式アプリ上にも動画を公開し、「いい形で勝てた」と報告した。

9月3日の2回戦は同61位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。

また、4大大会歴代最多の21回目の優勝と52年ぶりの"年間グランドスラム"達成を狙う第1シードのジョコビッチは、同145位のホルガー・ルーン(デンマーク)を6-1、6-7 (5-7)、6-2、6-1で破り、初戦を通過した。
試合中に腹痛を起こしてパフォーマンスを落とした相手のルーンについては「タイムアウトが取れないのは厳しいが、ルールはルールだからね」と複雑な表情をみせた。次戦は同121位のタロン・フリークスボール(オランダ)と対戦する。

この日は、同4位で第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らも1回戦を突破している。西岡良仁はジャック・ソック(米国)に7-6、2-6、4-6、2-6で逆転負けで敗退となった。

▶テニスを観るならDAZNで。9/7までの加入限定で月額視聴料が6ヶ月間約半額に

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

神宮泰暁 Yasuaki Shingu Photo

日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。