錦織圭が腰痛で今季終了、西岡良仁も右手首故障で

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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プロテニスの錦織圭(日清食品)は腰痛の悪化を理由に、最終戦の予定だったストックホルム・オープン(11月7日開幕)を欠場し、今季を終了すると自身のTwitterと公式アプリで発表した。同じく西岡良仁も故障により今季を終える。

錦織は9月末のサンディエゴ・オープン前に腰を痛め、「それがずっと続いている」状態だという。10月7日開幕のBNPパリバ・オープン(米インディアンウェルズ)には出場したものの、2回戦でD・エヴァンス(イギリス)に敗れると、エルステ・バンク・オープン(オーストリア・ウィーン、10月25日開幕)、パリ・マスターズ(フランス・パリ、11月1日開幕)、そしてストックホルム・オープンも欠場することになった。

公式アプリで現状について明かした錦織は、今季を終了し、来季復活を誓った。

「2022年を素晴らしい年にするため、シーズン前のトレーニングをしっかり行いたい。いつも応援ありがとう」

12月で32歳となり、腰痛以外にも爆弾を抱える錦織。2019年には右肘の小さな骨棘を除去する手術を受けたが、その後も右肩や腰を痛めてきた。30代に入りケガの回復も遅くなり、ここ2年ツアー優勝から遠ざかっていることもあって、最新の男子シングルス世界ランキングは49位に後退している。

2022年シーズンは復活を期して療養にあたる。

また、同80位の西岡良仁(ミキハウス)も、右手首の故障により、ストックホルム・オープンを欠場し、今季終了をTwitterで発表した。西岡は先日、パリ・マスターズ予選2回戦で敗れ、本戦出場を逃したが、右手首の状態が思わしくないことから、そのままシーズンを終えることを選択した。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。