女子テニス、産後復帰やウェアルール改正 S・ウィリアムズが起爆剤に?

Sporting News Japan Staff

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17日、女子テニス協会WTAが、出産や闘病から復帰した選手に適用されるシード制、ウェアに関する規定など、いくつかのルール改正が理事会で承認されたと発表した。すべて2019年から適用される。

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今年、2017年に第一子を出産しツアーから離脱していた元世界女王セリーナ・ウィリアムズが、全仏オープンでシードを獲得できなかったことが議論を呼んだ。これまで、6カ月〜3年間ツアーから離脱した選手は、ランキングを復帰後出場する大会のシードに反映させることができなかった。

今回の改正では、そのルールを変更。離脱していた期間に応じて、最大12大会まで特別ランキングの適用が認められる。

また今回WTAは、選手が試合で着用するウェアの規定も改正。レギンスやスパッツなどを、スカートなしで着用することを正式に認めるという。

これについても、今年5〜6月の全仏オープンでウィリアムズが着ていた“キャットスーツ”が賛否を呼んでいた。

WTA(女子テニス協会)の公式ツイッター:

「すべてのスーパーヒーローがマントを羽織っているとは限らない。私たちのヒーローもまた然り。

セリーナ・ウィリアムズは、テニス・チャンネルでこう語った。

『世界中のすべての母親たちが、つらい出産を経たあとに職場復帰する必要があり、せわしない日々の中で激しく生きていかなくてはいけない。これが表しているのはそういったことなの。キャットスーツは簡単には打ち負かせないわよ』」

そのほかWTAは今回のルール改正で、25秒ショットクロックの導入、手洗い休憩、賞金分配などの項目についても変更を加えている。


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。