女子テニスのプロツアーでウィンブルドン選手権の前哨戦のひとつである『ベット1オープン』の主催者が、大坂なおみの欠場を明らかにした。大坂は5月31日に全仏オープンの2回戦を棄権し、休養に入っていた。
現地時間6月7日、大会主催者は大坂側から欠場の連絡を受けたと明かした。大坂側は「チームと協議した結果、休養を取ることになった」と伝えたという。WTA500グレードの『ベット1オープン』（グラスコート）は、ドイツ・ベルリンで14日（予選は12日）から20日まで開催されることから、同28日開幕のウィンブルドン選手権（イギリス・ロンドン）前の調整大会のひとつとなっている。
大坂は、全仏オープンの棄権とうつ病告白の際に復帰時期は明言しておらず、今回、前哨戦を回避したことからウィンブルドン欠場の可能性が高まった。
5日にInstagramのストーリー機能（時間限定公開）でファンへのメッセージを投稿した大坂だが、試合復帰時期については触れていない。
