大坂なおみのコーチを務め、世界1位に導いたサーシャ・バイン氏が自身のコーチ論をまとめた書籍を日本で出版することで話題になっている。そんなバイン氏が、自著のなかで、将来的な大坂とのコーチ関係復活をほのめかしたとWTA公式サイトが伝えている。
バイン氏、大坂なおみとの関係回復を願う
.@BigSascha talks in detail about the partnership that helped @Naomi_Osaka_ to two Slam titles and the WTA World No.1️⃣ ranking.
— WTA (@WTA) 2019年6月17日
--> https://t.co/QMaG2UND0J#大坂なおみ pic.twitter.com/gIHjXfnWgp
2017年12月から2019年2月まで大坂なおみのコーチを務めたバイン氏は、言うまでもなく一連の大坂の快進撃を導いたキーマンだ。バイン氏は、大坂との関係解消後にクリスティナ・ムラデノビッチのコーチに就任。それと並行して、『心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール』(飛鳥新社・7月発売)という自著を書きあげ、日本で出版することになった。
WTA公式サイトでは、バイン氏がその同書のなかで「道を進んだ先でまた(大坂と)協力できる」と記していると伝えた。
「また一緒に仕事をすることができると思いたい。ナオミと私は今のところ別の道を進んでいますが、将来どうなるかわかる人なんていますか?」
バイン氏は今も大坂との仕事に誇りを持っているという。 それだけにコーチ解消の連絡を受けたことは衝撃だったようだ。
「私は、ナオミを助けることに献身的かつ勤勉なだけでなく、たくさんの愛と感情を注ぎ込みました。そして、彼女が成し遂げたことを誇りに思っていました。それだけに、ナオミがコーチ関係解消を望んでいる、とナオミの代理人から聞いたとき、その衝撃に耐えられませんでした」
バイン氏によると、関係解消の連絡を受けたその日の朝、大坂を含めたチームメンバーとも顔を合わせたばかりだったという。それは全豪オープン開幕の数日前のことだった。
また、SNSと始めネット上での関係決裂に関する憶測についても困惑を覚えたという。とくに金銭的な問題が決裂要因だったとされた噂については、「それは全く真実ではない。私たちはお金で争ったことなんてありませんでした」と同書に書いているようだ。
バイン氏は、大坂とコーチ関係を解消して以来、寂しさを感じているという。
「彼女の穏やかな性格、恥ずかしがり屋の微笑み、そしてあの皮肉が恋しいですね。フロリダのボカラトンにある私の家から、私たちがトレーニングをともにしたパームビーチガーデンズのクリスエバートアカデミーまで車で行く道のりで、寂しくなるんですよ。私は本当にナオミが心配なんです。彼女はとても甘えん坊ですから」
▶テニスを観るならDAZNで。2ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
■【オリンピック特集】ファン必見!注目記事・動画まとめ
※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
【DAZN関連記事】
● 【2019年版】DAZNの最新取扱説明書はこちらへ
● DAZNの料金体系|月々に支払う料金はいくら?
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント ※
● DAZNをテレビで視聴する方法って?|大画面でスポーツ観戦を!
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説
「※」は提携サイト『Goal』の記事です