全仏OP女子シングルスでトップ勢が総崩れ…敗退の大坂なおみは「100点中の1から10」と自己採点

Sporting News Japan Staff

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現地時間5月31日の全仏オープン第6日目は、世界1位の大坂なおみだけでなく、世界2位のカロリーナ・プリスコバ、元女王セリーナ・ウィリアムズまでもが3回戦で敗退した。海外メディアもその衝撃を伝えている。

 

大坂なおみを含め、トップ勢総崩れの波乱の展開に

大坂なおみ, シニアコバ. 全仏3回戦

「この土曜日は、女子テニス界の王者たちにとって良い日ではなかった」

米大手経済誌『 Forbs 』の記事の書き出しはこう始まっている。現地時間5月31日、全仏オープンの女子シングルス3回戦で、大坂なおみは格下と思われた世界42位のカテリナ・シニアコバにストレート負け(4-6、2-6)を喫した。グランドスラム3連勝は藻屑となった。

記事では3回戦後の両者のコメントも伝えている。シニアコバは勝機を嗅ぎ取っていた。

「ただゲームに集中しました。彼女(大坂)の1回戦と2回戦はタフな試合だったので、私にチャンスがあるのはわかっていたから」

事実、大坂は、1回戦のアンナ・カロリーナ・シュミエドロバ相手に6-0で第1セットを奪われている。2回戦でもグランドスラム王者ビクトリア・アザレンカを倒すのに3セットを要した。クレーコートで特にスロースタートになりがちな大坂にとって、3回戦は集中力を欠き、動きも鈍かった。

「1から10でしょうね。私は100が好きなんだけれど……」

大坂は、3回戦の自身のレベルをこう評価した。「1から10」という言葉に相当な失意が伺える。

 

「グランドスラム3連勝を考えすぎていた」(大坂)

セリーナ・ウィリアムズ, 全仏3回戦負け

さらに、第10シードのセリーナ・ウィリアムズも、20歳のソフィア・ケニン(ロシア)に2-6、5-7でストレート負けとなり、ローランギャロスから去ることになった。
イタリア国際を制した世界2位で第2シードのカロリーナ・プリスコバも同じく3回戦で敗退している。

第4シードのキキ・ベルナンテスは2回戦で棄権したため、女子トップシード5のうち4人が姿を消した。残っているのは、前年度覇者で第3シードのシモナ・ハレプだけだ。

一方、ノーシードで勝ち上がった、17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、18歳のイガ・シフィオンテク(ポーランド)、19歳のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)ら10代選手の躍進が今年の波乱の展開を象徴している。

トップ選手たちにとってグランドスラム大会で優勝することは、ルーキー時代以上に大きな目的・目標になる。大坂は全米オープン、全豪オープンに続くグランドスラム3連勝への思いが強すぎたようだ。

The Guardian 』では、大坂のこんな言葉も伝えた。

「おかしいかもしれないけれど、私は負けて良かったんじゃないかな。グランドスラムを連勝することを考えすぎていたのよ。確かに私がずっと実現したかったことよ……でもそれがそれほど簡単だったら、誰でもできるでしょ」

 

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※記事はIOC公式サイト『 Olympic Channel 』提供

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「※」は提携サイト『 Goal 』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。