全米OPテニス2019:“私は占いの水晶玉を持っていない” - フェデラーがさらなるグランドスラム制覇の可能性に言及

Nicholas McGee

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4大大会での優勝回数は20回を数え、テニス史上最高プレーヤーの呼び名も高いロジャー・フェデラー。ベスト4の全仏、準優勝の全英に続いて出場した2019年全米オープンでは、準々決勝でグリゴール・ディミトロフにフルセットの末に敗退と好調とはいえない。グランドスラムの優勝から遠のいているが、38歳のフェデラーは来年もまたコートに戻ってくると意欲を見せる。

 

ロジャー・フェデラー38歳、「また立ち上がるよ」

全米オープンで敗れたロジャー・フェデラーは、グランドスラムの優勝回数をあと何回増やすことができるか。偉大な王者自身は、それを占う“水晶玉”は持ってはいないとおどけた──

ノバク・ジョコビッチが4回戦で姿を消し、フェデラーには決勝戦でラファエル・ナダルと対戦する誰もが待ち望むシナリオが開かれていた。

だがフェデラーは9月3日の準々決勝において驚異的な粘りを見せたグリゴール・ディミトロフに敗れた。世界ランキング78位のディミトロフはセットカウント1-2から盛り返し、3時間12分の激闘を制した。

第4セットを落とした直後にフェデラーは背中の痛みを訴え、治療のためのタイムアウトを取って、一旦退場した。

フェデラーはコートに戻り、第5セットをフルに戦ったが、自身3度目となるグランドスラム4強入りを目指すディミトロフの勢いを止めることはできなかった。

フェデラーの選手としての息の長さは驚異的だ。38歳で依然としてメジャーに挑んでいる。それでも、今年のフラッシング・メドウズ (全米オープンテニスの開催地) ではチャンスを逃したことを認めざるを得なかった。

「大会が終わってしまったことは残念だ。最初の1、2戦はあまり良くなかったけど、その後はどんどん調子が良くなってきたと思っていたからね」とフェデラーは記者会見で語った。

「リードしていたし、勝機はあったけど、それを逃してしまった。その後には2日の休みがあるはずだったしね。惜しいことをした」

「だけど、敗北は受け入れなくてはいけない。それはテニスと言うゲームの1部だからだ。家族との時間をとって、楽しむことにするよ。人生は悪くない」

これからもメジャータイトルを取る可能性はあると思うかと問われると、「ぼくは(優勝を占える)水晶玉を持ってないよ。あなたは持ってる?」と質問者にジョークで切り返しつつも、すでに来シーズンを見据えていた。

「(次なるグランドスラム制覇について)もちろん、そう願うよ。今シーズンは希望が持てるシーズンだったと思う。今は失望しているけど、また立ち上がるよ。大丈夫」

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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