現地時間8月23日、男子プロテニス(ATP)ツアーのウィンストン・セーラム・オープン(米ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)のシングルス1回戦が行われ、世界ランク114位のアンディ・マレー(英国)が同306位のノア・ルービン(米国)をストレートでくだし、初戦を突破した。全米オープン前の最後の前哨戦で仕切り直しにかかる。
当初対戦予定だった同85位のニック・キリオス(オーストラリア)が棄権となり、ラッキールーザーとなったルービンがマレーの1回戦の相手に。初対戦のルービンに対し、マレーは全く隙をみせず、第1セットを6-2で先取すると、第2セットは6-0で完勝。わずか58分での決着だった。
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— Winston-Salem Open (@WSOpen) August 23, 2021
オリンピック3連覇を狙っていた東京五輪、マレーは、男子シングルス1回戦直前に体調面を考慮して無念の棄権。ダブルスでも準々決勝止まりでメダルを逃していた。五輪後、全米オープンの前哨戦のひとつ、ウエスタン&サザン・オープンに出場するも2回戦で敗退していた。まずは初戦を快勝で突破したマレーは、本番の全米OPに向けて、同大会で再調整をはかる。2回戦ではフランシス・ティアフォー(米国)と対戦する。
また、同じ日、全米テニス協会(USTA)は今年の全米オープン賞金総額について、これまでの最高額だった2019年の5720万ドル(約62億7800万円)を超える、過去最高の5750万ドル(約63億1000万円)になると発表した。ただし、男女シングルスの優勝賞金は前年が300万ドル(約3億3000万円)だったのに対し、250万ドル(約2億7440万円)に減額され、代わりに1回戦報酬などアンダーセクションの賞金が底上げされた。
全米オープンテニス2021 第1日放送予定(以下の日時は日本時間)
- デイセッション:8月30日(月)23:45~ WOWOWライブ(生中継、WOWOWオンデマンド同時配信)
- ナイトセッション:8月31日(火)7:40~ WOWOWライブ(生中継、WOWOWオンデマンド同時配信)
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