サッカー元イングランド代表でJリーグのジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌でプレーしたジェイ・ボスロイド氏が、『スポーティングニュース』との独占インタビューで古巣・札幌の現状について自身の見解を語った。
『スポーティングニュース』の独占インタビューに応じたボスロイド氏は、札幌がリーグ4位になった2018年シーズンを振り返り、「チームの基準を高く設定し、チーム全体にプレッシャーをかける大きなチャンスだと思った」という。だが、さらなる高みを目指すべきそのタイミングで、チームは「持っている力を伸ばそうとしなかった。それが私は嫌だった」としている。
チームを率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督については、「尊敬している」としつつも、「本当の成功を収められていない」とし、JリーグやACLで優勝できずにいるのは「臨機応変に対応できないからだ」と痛烈に批判している。
ボスロイド氏は「チームのプレースタイルがいつも同じなので、予想しやすくなってしまった」ことがチームがポテンシャルを発揮できずにいる原因だと考えているようだ。
「違う戦略を用意するなどの変化がない限り、札幌が上に行くことはないだろう」
札幌は2023年開幕から最初の2節を終えて0勝1分1敗の勝ち点1でJ1リーグ18チーム中15位（得失点差-2）。第3節は3月4日（土）にアルビレックス新潟と対戦する。
以下の日本語字幕付き独占インタビュー動画で、ボスロイド氏の古巣・札幌への強い愛着やペトロヴィッチ監督への複雑な思いをチェックしてみてほしい。
【動画】ジェイ・ボスロイドが語るコンサドーレ札幌の問題点
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