AFCアジアカップ2023の優勝予想オッズ:大本命・日本代表に続くのは?

Kieran Francis

坂東実藍 Miran Bando

AFCアジアカップ2023の優勝予想オッズ:大本命・日本代表に続くのは? image

カタールで開催されるAFCアジアカップ2023では、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟するトップクラスの24チームが大陸王者の座を競う。

今大会で優勝候補となるのはどの国なのだろうか。

[AD] DAZNを通常よりオトクに! DMM X DAZNホーダイ登場

AFCアジアカップ2023優勝オッズ

『Unibet』のオッズは以下のとおりだ。

チーム オッズ
日本 $3.25
韓国 $5.50
オーストラリア $7.50
イラン $8.00
サウジアラビア $8.00
カタール $9.00
UAE $24
ウズベキスタン $26
中国 $34
イラク $34
オマーン $41
その他 $81+

AFCアジアカップ2023の優勝候補・予想

日本

優勝4回の日本は、ヨーロッパの様々な主要リーグで戦うタレントにあふれている。

足首の負傷にもかかわらず、ブライトンの三笘薫も選出された。リバプールの遠藤航やアーセナルの冨安健洋もメンバー入りしている。

レアル・ソシエダの久保建英は今季のラ・リーガで活躍しており、注目の存在だ。また、元リバプールの南野拓実も出場が期待される。

スター選手たちを擁する日本は、今大会のアジアカップで優勝候補となるだろう。

日本はカタールで開催されたFIFAワールドカップ2022でドイツとスペインに勝利し、ラウンド16に進出。PK戦の末にクロアチアに敗れ、ベスト16で大会を去っている。

予想:優勝

[AD] Amazonでサッカー日本代表グッズをチェック!

韓国

トッテナムのスーパースターであるソン・フンミンがけん引する韓国は、アジアカップを制覇できるだけのチームをつくってきている。

前線はソンがタリスマンとなり、後方ではバイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェが守備を固めるだろう。

また、ウォルバーハンプトンのファン・ヒチャンは今季のプレミアリーグで10得点、3アシストと活躍している。

間違いなく大会最高の選手であるソンは、韓国を決勝に導きたいと願っているだろう。

だが、韓国が日本を倒すのは厳しいだろう。いずれにしても、決勝での対戦が実現すれば、記念すべき一戦となるはずだ。

予想:準優勝

Getty Images

オーストラリア

FIFAワールドカップ2022で決勝トーナメントに勝ち進んだものの、オーストラリアが現在どの段階にあるかは測りがたい。

グラハム・アーノルド監督率いるオーストラリアは、10キャップ以下という選手が15人。ワールドカップ2026に向けて移行期にあることは明らかだ。

アジアの他国がスター選手を擁している一方で、オーストラリアは非常に堅実に戦うチームであり、まだタレントのポテンシャルは発揮されていない。

決勝トーナメント進出は期待できるオーストラリアだが、日本や韓国といったチームに挑戦できるだけのスターの力を育てることができるだろうか?

予想:ベスト4

イラン

歴史的に長くアジアの強豪であるイランだが、なかなか成功を収めていない。

アジアカップでは1968年、1972年、1976年と3連覇を達成したが、以降は決勝進出がゼロだ。

イランの選手は大半が国内リーグを拠点としている。ただ、欧州でプレイするスター選手もいる。

サルダル・アズムンはジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマに在籍。メフディ・タレミはポルトでプレイしている。アリレザ・ジャハンバフシュはかつてプレミアリーグのブライトンに所属し、現在はエールディビジのフェイエノールトの選手だ。

イランはオーストラリアに似た問題を抱えている。強いチームだが、アジアでの栄光をもたらすような選手はいるだろうか?

予想:ベスト4

※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。
翻訳:坂東実藍
編集:スポーティングニュース日本版編集部

Kieran Francis

Kieran Francis Photo

Kieran Francis is a senior editor at The Sporting News based in Melbourne, Australia. He started at Sportal.com.au before being a part of the transition to Sporting News in 2015. Just prior to the 2018 World Cup, he was appointed chief editor of Goal.com in Australia. He has now returned to The Sporting News where his passions lay in football, AFL, poker and cricket - when he is not on holiday.

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。