サッカー日本代表"SAMURAI BLUE"は1月27日、FIFAワールドカップ2022カタール大会のアジア最終予選で中国代表と対戦し、2−0で勝利した。
アジア最終予選初戦でオマーンに不覚をとり、サウジアラビアにも敗れ、本戦進出が危ぶまれた森保ジャパンだったが、その後、大勝とはいかずとも勝利を重ね、グループB・2位につけ、首の皮一枚つなげてきた。
日本代表にとって2022年初戦となる中国戦。昨年9月8日の対戦では1−0で辛くも勝利を収めたが、グループB・3位のオーストラリアを振り切りたい日本にとっては、勝つ以上に得失点差をつけたいところだった。
中盤以降膠着しがちなここ数戦の傾向から、まずは先制点を奪いたい日本。前半13分にMF伊東純也の放ったボールが中国のワンシェンチャオの手に当たり、PKに。FW大迫勇也が相手GKにラインを読まれながらもボールはゴールネットに突き刺さった。日本が先制点を奪うと、多くの場面で右から中央にかけてボールを持ち込むも、中国側の守備もシビアになり、追加点を奪えずに後半へ。
前半から交代なしで始まった後半だが、56分に中国側が2人入れ替えると、日本も58分に大迫からFW前田大然、DF長友佑都からDF中山雄太に代わった。そして61分、その中山が左サイドからクロスをあげると、駆け込んだ伊東が頭で合わせて追加点を獲得。伊東は最終予選3試合連続ゴールとなった。
73分、MF遠藤航に代わってMF久保建英が投入され、要所で見せ場を作ったが追加点の決定打とはならなかった。アディショナルタイム中、途中出場のMF堂安律が粘りのプレーを見せたものの、94分で試合終了。日本が2−0で勝利した。
⚽️試合終了⚽️
— サッカー日本代表【🇯🇵】1.27 vs🇨🇳@埼玉 (@jfa_samuraiblue) January 27, 2022
🏆アジア最終予選(#RoadtoQatar)
🇯🇵 #SAMURAIBLUE 2-0 中国代表🇨🇳
⌚️19:00KO<日本時間>
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日本は勝ち点3を得て15ptsとなり、グループ首位のサウジとは1点差に迫った。このあとサウジは、日本時間28日2時過ぎのオマーンと対戦するが、実力的にサウジ有利と見られ、勝ち点差が広がる可能性が高い。日本は最低でもグループ2位通過を目指すためにも、2月1日のサウジからの勝利が必要となる。
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