世界最高峰のリーグの一つとして世界中から注目を集めるラ・リーガ。数あるヨーロッパのリーグの中でも屈指の技術の持ち主たちが集まり、スペインの地を憧れと語る選手も少なくない。
ここでは、 ラ・リーガの試合に出場したことのある歴代の日本人選手をまとめる。
ラ・リーガでプレーした日本人一覧
※ラ・リーガのクラブに在籍していたもののリーグ戦デビューがなかった選手は除く。リーグ通算成績は2023-24シーズン終了時点でのもの。
選手名 | ポジション | リーグ通算成績 | チーム(在籍期間) |
城 彰二 | FW | 15試合2ゴール0アシスト | レアル・バジャドリード(1999-00:ローン) |
西澤 明訓 | FW | 6試合0ゴール0アシスト | エスパニョール(2000-01) |
大久保 嘉人 | FW | 39試合5ゴール0アシスト | マジョルカ(2004-06:ローン) |
中村 俊輔 | MF | 13試合0ゴール1アシスト | エスパニョール(2009-2010) |
家長 昭博 | MF | 18試合2ゴール1アシスト | マジョルカ(2010-12) |
指宿 洋史 | FW | 1試合0ゴール0アシスト | セビージャ(2012-13) |
ハーフナー マイク | FW | 5試合0ゴール0アシスト | コルドバ(2014) |
乾 貴史 | MF/FW | 166試合16ゴール14アシスト | エイバル(2015-18、2019-21)、ベティス(2018-19)、 デポルティーボ・アラベス(2019:ローン) |
清武 弘嗣 | MF | 4試合1ゴール2アシスト | セビージャ(2016-17) |
柴崎 岳 | MF | 29試合1ゴール0アシスト | ヘタフェ(2017-19) |
久保 建英 | MF | 164試合23ゴール18アシスト | マジョルカ(2019-20、2021-22:ローン)、ビジャレアル(2020:ローン)、 ヘタフェ(2021:ローン)、レアル・ソシエダ(2022-) |
岡崎 慎司 | FW | 25試合1ゴール1アシスト | ウエスカ(2020-21) |
武藤 嘉紀 | FW | 26試合1ゴール2アシスト | エイバル(2020-21:ローン) |
浅野 拓磨 | FW | - | マジョルカ(2024-) |
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ラ・リーガでの日本人の活躍
ラ・リーガにおける日本人選手第1号となったのは城彰二。横浜F・マリノスからのローン移籍でレアル・バジャドリードに加入し、1シーズン限りの在籍にはなったが日本人初ゴールも挙げた。
エイバル、ベティス、デポルティーボ・アラベスの3クラブで6年間にもわたる活躍を続けた乾貴士は日本人初のラ・リーガ100試合出場を達成した。ドイツのフランクフルトで4シーズンの間活躍すると、スペインでのプレーが夢であった乾は2015-16シーズンの夏にエイバルへと移籍。2017-18シーズンにはリーグ戦34試合5ゴール2アシストと主力としてチームを牽引した。
ラ・リーガに渡ったほとんどの日本人選手は日本や他のヨーロッパのリーグでの活躍の後にスペイン行きを果たしているが、指宿洋史はスペインのクラブでプロデビューを果たしている。ラ・リーガでの出場は1試合に止まったものの、下部リーグでは34試合20ゴールを記録したシーズンもあった。2014年にJリーグに『初挑戦』した後、2022年からはオーストラリアで点取り屋として鳴らしている。
久保建英はその卓越した技術を買われ、10歳の頃に育成の名門であるバルセロナの下部組織の『ラ・マシア』に加入。幼少にして日本から環境が大きく変化することになったものの、スペインに移ってからも凄まじい活躍を見せ逸材と評された。バルセロナがFIFAより課された制裁の影響で2015年に帰国し、2016年に日本でプロデビュー。4年間をJリーグで過ごすと、2019年の夏にはバルセロナの宿敵であるレアル・マドリードへ移籍した。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのローンを通じてラ・リーガでの経験を積み、2022-23シーズンからはレアル・ソシエダに完全移籍して活躍を続けている。
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