伊東純也がやっぱり決めた! 日本がサウジ制しW杯切符目前に:アジア最終予選

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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サッカー日本代表"SAMURAI BLUE"は2月1日、FIFAワールドカップ2022カタール大会のアジア最終予選でサウジアラビア代表を2−0で下し、W杯切符にまたひとつ近づいた。

埼玉スタジアムで迎えた最終予選第8戦。グループB首位に立つサウジ(世界ランク51位)側は日本に勝てばW杯出場確定となるが、日本(同26位)が最速で出場権を獲得するには、サウジに勝った上でオーストラリアにも勝つ必要があり、落とせない試合だった。

お互いにイエローカードを出すラフな展開となるが、32分、右サイドのDF酒井宏樹、MF伊東純也からつないだMF南野拓実の放ったボールが相手GKモハンメド・アルオワイスにカットされかけながらもボールの勢いは消えずにゴールへ吸い込まれた。貴重な先制点を得て前半を終えた。

後半まもなく、ここまで3戦連続で得点している伊東がDF長友佑都から上げたボールを受けると、右足の強烈なボレーシュート。鮮やかにゴールを奪って2点目をあげた。2018年ロシア大会予選のMF原口元気の最多記録と並んだことになる。

精神的にも余裕が生まれた日本は、人員入れ替えで立て直しをはかるサウジにプレッシャーをかけながら試合をコントロール。危ない場面もあったが失点を押さえ、2−0で勝利した。

この勝利で、日本は勝ち点18(6勝2敗、グループB・2位)に伸ばした。3月24日のオーストラリア戦に勝てば、ベトナム戦(3月29日)を待たずしてW杯の切符を手にする。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。